テレビで紹介された健康・美容のまとめ

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【主治医が見つかる診療所】悪玉コレステロールが基準値内でも重大な病気の危険が!?芸能人たちの生活習慣とコレステロール値

2016年4月18日に放送の「主治医が見つかる診療所」にて

悪玉コレステロールが基準値内でも重大な病気の危険が!?芸能人たちの生活習慣とコレステロール値を紹介していました

 

今回のテーマは「コレステロール」命に関わる血管の病気と深く関わりがあると考えられているコレステロールについての最新の情報、改善策について紹介していました

最近の研究によってコレステロールの常識が変わりつつあるそうで、2015年の5月の動脈硬化学会では健常者に限り食事中のコレステロールの制限を設けないという変化がありました

コレステロールに関する今までの常識が変わる最新情報は必見です!

 

番組では芸能人たちの生活習慣、そして悪玉コレステロールと善玉コレステロールを調査!コレステロールは悪玉よりも善玉を気にしなければいけない理由についても紹介していました

 【芸能人たちの悪玉コレステロールを検査!悪玉コレステロールだけに注目してはダメ?】

 

 

番組ではコレステロールに問題がありそうな芸能人を一斉に検査!

LDL悪玉コレステロール基準値は正常70~139mg/dl、基準値は病院や検査機関によって違いがあるそうですが今回はこの数値を基準にしていました

芸能人たちのLDL悪玉コレステロールのそれぞれの数値、ランキングは以下の通りになります

 

【1位】 モト冬樹(64歳)LDL悪玉コレステロール値は91mg/dl 

【2位】 野々村真(51歳)96mg/dl

【3位】 ニッチェ 近藤くみこ(33歳) 107mg/dl

【4位】 野々村俊恵(52歳) 112mg/dl

【5位】 木下隆行(44歳) 132mg/dl

【6位】 ニッチェ 江上敬子(31歳) 142mg/dl(基準値オーバー)

【7位】 沢田亜矢子(67歳) 154mg/dl(基準値オーバー)

 

基準値の範囲を超えてしまったのは2人だけでしたが、悪玉コレステロール値が基準値内だからといって油断はできないそうです

悪玉コレステロールが問題ない、低いとしても命に関わる重大な病気を発症するケースは多いとのことでした

 

 

・【悪玉コレステロール値が基準値内だったのに命に関わる重大な病気を発症した人のエピソード】

 

 

群馬県に住む金子登さん(53歳)は2014年12月に命に関わる病気を発症します

会社で仕事をしていた金子さんは胸を押されたような圧迫感に襲われます「心臓が下に落ちる感じがした」と後にその時の体験を語っていました

すぐ病院で検査をしてもらったところ「不安定狭心症」と診断されます

狭心症とは心臓に酸素を送る冠動脈が狭くなることで胸の痛みや圧迫感を起こす病気で金子さんが発症した「不安定狭心症」は発作の起き方が非常に不安定なため突然死を起こすリスクが高いのです

金子さんは狭窄が2箇所、血管が非常に狭くなっていてそれぞれ約50%、90%塞がった状態でした

金子さんは直ぐに「冠動脈バイパス手術」(足や胸などの血管を冠動脈に移植して迂回路を作る手術)を受けます

手術の結果、しっかりと血液の迂回路ができて心臓は無事に守られました

 

金子さんが発症した狭心症の原因とは一体何だったのでしょうか?

病気を発症する約10年前から人間ドッグを受けていた金子さん、その結果からLDL悪玉コレステロールの値を見直してみることにしました

病気が発症する3年前は基準値をオーバー、2年前は基準値内、1年前は基準値をオーバーとLDL悪玉コレステロール値は上限付近をウロウロとしていたのです

 

しかし手術後に金子さんは医者に「HDL善玉コレステロール値が低い」という指摘を受けます。2010年~2013年のHDL善玉コレステロール値は基準値内には入っていたのですがギリギリというものでした

実はここに罠があります。悪玉が高い人よりも善玉が低い人の方がいろんな危険な病気が多いとのことでした

 

 

【悪玉と善玉の比率が重要!「LH比」とは?】

 

 

血管が壊れた時に修復する善玉コレステロールが低いと心筋梗塞を起こしたり脳梗塞を起こす危険があるそうです

重要なのは善玉と悪玉の2つのコレステロールの比率です

医師が重要だと語ったのは「LH比」 LH比とは悪玉コレステロール値÷善玉コレステロールの値のことです。悪玉コレステロールが善玉コレステロールの何倍あるかの数値です

「LH比」が2倍を超えると注意する必要があります

コレステロールは悪玉も善玉も元々は1つなのですが、肝臓から血管を通じて全身に運ばれるコレステロールを悪玉コレステロール。悪玉コレステロールは細胞やホルモンの材料となります

一方で全身から肝臓に血管を通じて戻るコレステロールを善玉コレステロールと言います

肝臓に戻ってくる善玉コレステロールが少ないと回収されなかった悪玉コレステロールが血管内に取り残され動脈硬化を起こしていまうのです

「LH比」が高いと血管に問題を起こしやすくなってしまうのですね

 

「LH比」の基準値は2.0以下です。2.0~2.5は動脈硬化のリスク増加、2.5以上は心筋梗塞などのリスクが急増すると言われています

先ほど不安定狭心症と診断されて手術をした金子登さんのLH比は発症前年には3.2にまで上がっていたのです

 

 

【芸能人の「LH比」を調べたら7人中5人が血管に問題ありという結果に・・・】

 

 

狭心症発症の大きな原因は「LH比」悪玉だけでなく善玉が大切なんですね

多くの人は悪玉コレステロールの値だけを注目してしまいますが善玉と悪玉の比率が大切になります

先ほど悪玉コレステロールが基準値内だった芸能人は7人中2人という結果でしたが、悪玉と善玉の比率「LH比」に問題があったのは7人中5人という結果に・・・

 

悪玉コレステロールの数値は7人の中でもっとも低かったモト冬樹。1日に20個以上もミニトマトを食べるなどの食事改善を始め普段の食事から気を使ってヘルシーで健康なものを食べていました

しかし1日に20本の喫煙を44年間続けてしまっていたためLH比は悪く2.2。善玉が少なくLH比は基準値外というものでした。

毎日どんなに食事や健康に気を使っても煙草の影響で台無しになると医師に注意されてしまいました

 

沢田亜矢子は「バターの代わりにアマニ油」「食事は野菜から先に食べる」「3年前から週に5日はウォーキング」「低カロリーの寒天を味噌汁の具に」とテレビで知った情報を普段の生活に活かしていました

そんな健康や運動に気を使った沢田亜矢子のLH比は2.3と基準値外でした。善玉コレステロールは67と優秀だったのですが悪玉コレステロールが154と足を引っ張ってしまいました

LH比は基準値外だったのですが食生活の摂り方は医者も太鼓判を押していました。悪玉が高かったものの善玉が多いのでそれほどの心配はないとのことでした

 

野々村真は「毎朝チアシードを大さじ1杯」「生野菜に納豆とアマニ油」「食事は野菜から先に食べる」「週に1度は10kmのマラソン」「夕飯は炭水化物を食べない」と食事も運動も健康的にこなしていました

野々村真の妻である野々村俊恵は「朝はコーヒーか栄養ドリンクだけ」「おやつがお昼になってしまうことも」「揚げ物が大好きで好きなものばかりをよく食べる」と夫婦で一緒に暮らしているのに夫とは正反対と言えるほど不健康な生活でした

健康に良いと聞けば何でも試す夫の野々村真のLH比は1.0。自由に好きなものを食べる妻の野々村俊恵は1.1とバラバラの食生活の夫婦でしたがLH比は基準値内で良い結果でした

善玉コレステロールが野々村真が100、野々村俊恵が101と異常な数値だそうです。どんなに努力しても善玉コレステロールが100を超えることはないと医師は断言

日本人で100を超える確率は1000人に1人しかいないとのことでした。夫婦で100を超える確率は100万分の1で奇跡の夫婦だそうです

 

善玉コレステロールが多いことは良いことなのですが100を超えるような異常値の場合も大丈夫なのでしょうか?

実は善玉コレステロールが多い人には肝臓に持って帰る働きをしない善玉コレステロールが一部混ざっていることもあるとのこと

善玉が正しく働いていない可能性もあるので健康的な食生活は続けたほうが良いそうです

 

 続いてお女性笑い芸人コンビのニッチェの2人の生活を紹介します

ニッチェは以前には暴飲暴食、毎晩記憶がなくなるまで深酒をしていたのですが、江上敬子は2015年9月に結婚したことをきっかけに食生活を改善、そんな相方の結婚を機に近藤くみこも休肝日を作るようになりました

 

健康意識は過去最高兆で江上はジューサーを使って新鮮な生野菜のジュースを朝食にするのが夫婦の定番になっていた日ごろから野菜を摂取するようにしていました

ムエタイのジムに週2日通っていて運動に関しても力を入れていました

 

相方の近藤も自宅で朝食は脂物を避けて納豆卵、冷や奴、ごはん、味噌汁、ちりめんじゃこと健康的な食事をしていました

運動の面ではバッティングセンターに通ったりして運動をしようとはしているようです

 

しかしお酒を一度飲み始めたら2人とも歯止めが利かなくなるようです

江上敬子は休日の夕食で夫と居酒屋へ、アルコール度数が高い日本酒を3合飲んでしまいます

夫が先に帰った後も友人らと何軒もお酒を飲みに行き記憶がなくなるまで飲んでしまうのだとか

一方で相方の近藤くみこも休日には昼から酒をウーロンハイをごくり。摂食していたのが嘘かのように暴飲暴食していまいした

江上と近藤が一緒に夕食を食べに行った日には焼肉をたらふく食べ、お酒をがぶがぶ飲むなどの大騒ぎをしていました

 

食生活を改善しているものの時には暴飲暴食を繰り返してしまうニッチェ

そんなニッチェのLH比は近藤くみこが2.3、江上敬子が3.4でした。近藤はイエローカードで江上はレッドカードという2人とも基準値オーバーの結果でした

特に注意が必要なのは3.4という異常値をたたき出した江上です。このような状態が続くなら治療をしたほうがいいと医師から注意を受けていました

 

肥満とコレステロールが高いことで死亡率が上がるそうで、さらに糖尿病・高血圧が加わったら命の危険まで5年10年と考えたほうがよいとのこと

そして休肝日は悪くはならないだけで良くもならないそうです。休肝日を設けたから治ると思ったら大きな間違いとのこと

崖を一気に落ちるのを一度だけ止まっただけで崖から落ち続けるのは変わらないとの説明に2人は驚愕していました

2人の対処法としては暴飲暴食をすぐに止めるという結果でした

 

 

続いて独身中年芸人の木下隆行の私生活を紹介します

番組に以前に出演した際はカレーとから揚げ弁当を一度に食べてしまう大食漢ぶりを披露。以前のLH比は2.8と動脈硬化・心筋梗塞の危険があるので痩せるようにと指導されていました

医師からのお叱りに反省した木下、動脈硬化を防ぐのに効果的だと教えてもらったサケで生活改善していました

以前はカレーとから揚げにハマった木下はサケにハマってとにかくサケばかりを食べていました

 

しかしそんなサケも1食でサケご飯を3杯、間食にサケおにぎり、仕事前の夜食もサケのおにぎりやサケ弁当と大量に食事をしていました

食べることはやめれないので体に良いといわれたサケを食べて生活改善をしているそうです。しかし気になるのはサケよりもご飯の食べすぎですね

 

半年前に医師から忠告されて生活改善をした木下ですが今回の体重は以前より2kg以上増加の114.6kgでした

体重が増えてしまった原因は体に良いとはいえサケを中心に大食いしてしまったからですね

そんな木下隆行のLH比は3.2でした。ニッチェの江上と同じくレッドカードで大変危険な状態でした

 

ご飯の食べ過ぎによる中性脂肪が上がり善玉コレステロールを下げてしまっているのが原因です、他のいろんなものを食べてご飯以外でお腹を満たすことが重要、野菜などの他のおかずでお腹を満たすようにとアドバイスされていました

木下へのアドバイスはご飯の食べすぎをやめて体重を減らすのが重要とのことでした

 

 

【まとめ】

 

 

突然死を引き起こす心筋梗塞など血管の病気を防ぐうえで特に気をつけなければならないのは悪玉コレステロール値を善玉コレステロール値で割った「LH比」

「LH比」を基準値内にするために善玉コレステロール値を上げることが大切だということでした

 

今回のゲストの中でLH比に問題があったのは5人

そのうち4人の善玉コレステロールは基準値ギリギリという40台という数値で、善玉コレステロール値が低いのがLH比が高い原因なんです

番組ではどのように善玉コレステロール値を上げれば良いのかを紹介していました。記事にまとめましたので参考にどうぞ

 

kenkoutv.hatenablog.com

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