2016年10月17日に放送の「主治医が見つかる診療所」にて
悪玉・善玉コレステロールの比率が大事!痩せている人でも要注意のLH比について紹介していました
主治医が見つかる診療所の人気企画「芸能人の健康診断!第16弾!」
今回は独自の健康法やダイエット方法を実践していて自らの肉体に自信がある芸能人5人が人間ドックに挑戦しました
今をときめく人気芸能人たちの体を最新医療機器を使い隅々まで徹底的に調べた結果はどうなったのかを紹介します
今回はLH比が高くて心筋梗塞の恐れがあると言われてしまったお笑いコンビますだおかだの岡田圭右さん
標準体重で酒もたばこもやらない岡田さんが危険と言われたLH比について解説します
今回の人間ドックで問題が見つかったのは5人5名!全員が問題ありと診断されてしまいました
番組では問題の深刻度ごとにランキングを付けて公開します
それでは問題はあったものの1番問題が軽かった人から紹介していきます
第5位 心筋梗塞のリスクが急増する血液 ますだおかだ 岡田圭右(47歳)
岡田さんに心筋梗塞のリスクが急増する血液が見つかってしまったのでしょうか?普段の食生活から紹介します
岡田さんの身長は177.0cm 体重は72.1kgと標準体重より少し重めではあるものの普通体系です
酒は飲まずに煙草も15年前にやめているとのことで健康には自信があったそうです
ただ食生活に関しては規制をしていないという事で自信がないと岡田さん本人は人間ドック前に語っていました
そこで普段の食生活を見たところ、心筋梗塞のリスクが急増する血液に関係ありそうな食生活だったのです
【肥満体系の人に多い「重ね食べ」に注意】
ある日の昼食では仕事の合間にインスタントのそば
注目はそばと一緒に食べるコンビニのおにぎりです
昼食の定番がそばとおにぎり、別の日には焼きそばとお弁当でした。お昼はほぼ麺類とご飯というのが日課だそうです
これは主食の重ね食べという食べ方で、岡田さんの出身地である大阪に多いといわれる食文化だそうです
2016年の大阪府の調査では男性は61.5%以上、女性は47.1%が週に1食は重ね食べをするというデータがあるとのことでした
ラーメンとチャーハン、うどんと丼物などよくやってしまいがちな組み合わせですが、この重ね食べは肥満体系の人に多い食べ方だというのです
つまり重ね食べはさまざまな病気の原因である肥満に関わる要注意な食生活と言えるんですね
【毎日のアイスがやめられない!】
ある日の夕食は韓国風の焼き肉のサムギョプサルでした
芸人仲間と食事をするときは焼き肉が多く、ついつい深夜まで盛り上がり食べすぎてしまうことも多いそうです
帰宅後にも気になる習慣がありました。実は岡田さん寝る前のアイスクリームがやめられないんだそうです
タバコは吸わずお酒も飲まない一方で気になる2つの食習慣がある岡田さん
果たしてそんな岡田さんに見つかった病気とは何なのでしょうか?
LH比の異常!コレステロールの落とし穴とは?
岡田さんの血液はこの心筋梗塞のリスクが非常に高いということでしたが、その危険性を表したデータがLH比です
このLH比はコレステロールに関する項目の中で今もっとも注目されている数値なんです
最近では血液検査の結果表にも記載されている場合が増えているとのこと
LH比はLDL悪玉コレステロールをHDL善玉コレステロールで割った数値です
近年コレステロール値は善玉と悪玉どちらか一方を見るのではなく、両方のバランスを見ることが大切とされています
基準値は2.0以下、20.~2.5は動脈硬化のリスク増加、2.5~は心筋梗塞などのリスク増加と言われているのです
今回岡田さんのLH比は危険な状態だったのです
その数値は3.7というもの。心筋梗塞などのリスクが増加する2.5をはるかに超えていました
このまま放置してしまうと待っているのはある日突然おこる心筋梗塞・・・
胸を締めつけられるような激痛とともに、呼吸すらできなくなり最悪の場合は突然死してしまうこともある恐ろしい病気
年間に約4万人が急性の心筋梗塞により命を失っているというデータもありました
一般的には肥満体型の人がなりやすいと考えられている心筋梗塞
しかし岡田さんはほぼ標準体型、ではいったいLH比の異常が出たのでしょうか?
痩せている人も要注意のLH比
LH比の異常ということで要注意と言われてしまった岡田さん、LH比について詳しい解説を番組の主治医たちが解説しました
「炭水化物の重ね食いが多いですね、あと甘いものを摂っている
糖質とか炭水化物を食べ過ぎると善玉コレステロールが減るんです
それから麺類なんかの油物を摂ってると今度は悪玉コレステロールが上がる。それで比率が悪くなったと」
岡田さんはわりとスマートで太ってらっしゃるという感じはしないんですけれども、それでもLH比が高くなるということがあるんですね?
「それがLH比の落とし穴なんですね
例えば太っててよく食べている方は悪玉コレステロールが上がるかもしれませんけども、善玉コレステロールが高ければLH比は高くない
逆に痩せていても善玉が低ければ悪玉が基準値であってもLH比が高い人がいるというわけですね」
LH比は痩せている人も注意が必要です
例えばLDL悪玉コレステロールの値が基準値内の130でHDL善玉コレステロールの値も50と基準値内だった場合、このように両方とも基準値内だとしてもLH比を計算すると2.6となり危険な数値になることも・・・
- 糖質や甘いものの摂り過ぎ
- 運動不足
- 遺伝的要因
などの要因で善玉コレステロール値が下がりLH比を高めてしまうんだそうです
デザートを食事の一部と考えると寝る前にアイスを食べるのを防ぐことが出来ると番組主治医は提案しました
食事の最後に食べればそんなに量は食べれない、そして寝るまでの時間は空くという事になります
そしてラーメンライスの重ね食いも当然やめたほうがいいと忠告されていました
岡田さんに出された対処法
・重ね食べを控える
・デザートは食事の最後に
・有酸素運動を行う
痩せているからと安心せずにLH比はチェックするようにしましょう
健康診断の結果にのっている可能性もあるので自分のLH比を確認してみては?