2月14日に放送の「健康カプセル!ゲンキの時間」にて
冷え性は重病のサインの可能性がある!!たかが冷えだと油断してはいけないという情報を紹介していました
冬になると冷え性に悩まされる方は多いかと思います
しかし年をとれば代謝が悪くなって誰でも冷え性になる、ただの冷えだからと放っておくと実は重病のサインだった!なんてこともあるそうです
番組ではベテラン俳優が両足切断の一歩前にまで陥った重病に冷えのサインがあった、冷え性+〇〇は重病のサインなどの情報を紹介していました
【夏なのに足が冷える!突然の冷えは重病のサインかも!?】
ある病気からくる冷えのサインを見過ごして両足の切断の危機に直面したのはベテラン俳優の宮内洋さん(69歳)
仮面ライダーV3やアクションドラマで活躍していた宮内さんに異変が起きたのは12年前の2004年の夏
突然 足に冷えがきたのが始まりでした。冬でもないのに足だけが冷えてしまっていたそうです
今まで冷え性でもなかった宮内さんですが、手や体は冷えていなくて急に両足が冷えてしまったそうです
両足の冷えが始まって数日が経っても冷えは治らずに夏なのに寝るときは靴下を重ね履きをしていたそうです
その時の宮内さんは「たかだかの冷え、じきに治る」と思って病院に行くことはありませんでした
しかし冷えが始まってから数ヵ月後には足に激痛が走るようになります
5分くらい歩くと痛みで歩けなくなるのですが1分くらい立ち止まると痛みはなくなるという症状だったそうです
それでも仕事を続けていた宮内さんは痛みを耐えて舞台に立つこともあったとのこと、帰るホテルが目の前にあるけれども歩くのが苦痛なのでタクシーを使い運転手に不思議そうに思われたこともあったそうです
その後に足の痛みが限界に達して宮内さんは病院を訪ねました
【ただの冷えで両足を切断!?命に関わる重病の危険も!!】
病院で診察してもらい医師から告げられた病名は「閉塞性動脈硬化症」というものでした
「閉塞性動脈硬化症」とは手や足の血管がコレステロールなどが原因で詰まってしまい、動脈硬化を起こし身体の末端に十分な血液が送られなくなる病気
初期症状が血流不足による冷えや虚血状態による筋肉が酸欠を起こすための痛みがおこるそうです
放っておくと手や足が壊死してしまい切断するケースも少なくない重病ですね
足の冷えとして現れる病気なので足の動脈の病気だけだと思われがちなのですが「狭心症・心筋梗塞・脳梗塞」の病気になる可能性も高くなるそうです
命に直結する大きな病気なので足の冷えだからといって油断するのは危険とのことでした
宮内さんの足の動脈には十分な血液が流れていなかったため足を切断する宣告をされてもおかしくない状態だったとのこと
その後に人工血管バイパス術という手術を受けました。動脈硬化によって血液が流れなかった部分に人工血管を用いてバイパス(迂回路)を形成するという大手術でした
手術の結果、再び宮内さんの足には十分な血液が流れることが成功!
手術から8年経った今は健康そのものだそうです。宮内さんは「仮面ライダーは改造人間である、いま宮内洋は人造人間である」と人口の血管になった自分の心境を語っていました
両足切断の危機に陥った宮内さんですが原因は「喫煙」ではないかと考えています
多い時でタバコは1日に5~6箱も吸っていたとのこと!ヘビースモーカーどころかチェーンスモーカーで常にタバコを片手に生活していたそうです
そして宮内さんは最後に「冷えの中には病気が隠されていると思いますので、皆さん是非 調べてもらったほうがいいと思いますね。冷えはバカにならない」とアドバイスしていました
・【冷え+なにかの症状は病気のサインに!?】
冷えになにかの症状が加わると病気の前兆のサインだったりすることもあります
冷え+しびれ⇒糖尿病
冷え+こわばり⇒膠原病(こうげんびょう)
冷え+むくみ⇒甲状腺機能低下症
年をとったから冷え性になるのは当たり前と考えてしまうのは危険!
ちょっと冷える、異常に冷えると感じた段階で受診すれば大手術に至る前に解決することができます
男性は自分に無頓着なので要注意して欲しいと番組では医師がアドバイスしていました
【まとめ】
ただの冷えだと油断するのは危険!冷えは重病のサインの可能性があるという情報でした
まさか冷えから両足の切断だったり命に関わる病気になるとは思いませんからね、ぞっとします
冷え性が続くようだったり異常に冷えたり痛みが伴う場合はすぐに病院に駆け込もうと思いました