2016年5月9日に放送の「主治医が見つかる診療所」にて
日本人のダイエットに最も適した食事「昭和50年代のスーパー和食」で健康的に無理なく痩せられるという情報を紹介していました
海竜社
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日本人の45年間の食事を徹底的に分析して最も日本人のダイエットに適した食事が「昭和50年代のスーパー和食」と番組ではお勧めしていました
昭和50年代の食事は今の食事内容のどう違うのか?そしてその効果は?
現代の食事に3つの食材をちょい足しするだけで健康的に痩せれる「スーパー和食」になるという情報を紹介します
【誰でも長く続けて健康的に痩せられる「スーパー和食」とは?】
「スーパー和食」について解説してくれるのは東北大学 大学院農学研究科の准教授 都筑博士です
生活習慣病を予防し改善する食品や日本食が健康に与える関係などを研究しているそうです
そんな都筑博士が日本人の昭和35~平成17年の45年間の食事を徹底研究して最も日本人のダイエットに最適と言われるのが昭和50年頃に一般家庭で食べられていた食事だったんです
昭和45年の大阪万博以降はファストフードなどの海外の外食産業が流行り、日本人の食事は欧米食を多く食べるように変化しました
・【昭和50年の食事「スーパー和食」とは?】
マウスに各年代の食事を与える実験を行ったところ8ヶ月後のマウスの平均体重が最も肥満にならなかったのが昭和50年の食事でした
そんな昭和50年の食事「スーパー和食」とはいったいどんな内容なのでしょうか?
スーパー和食の一例
ブリ大根、マカロニサラダ、モズク酢、ご飯、味噌汁
魚、野菜、海藻の一汁三菜です。一見シンプルな食事に見えますがいくつかのポイントがあります
昭和50年当時は肉よりも魚を食べる機会が多くほぼ毎日 魚を食べていたといいます
調理方法にもポイントがあり生で食べたり煮る事が良いそうです。当時の日本の家庭料理では揚げ物や炒めものよりも煮物が主流でした
ブリやサバなどの青魚にはEPAやDHAなど健康のために大切な必須なオメガ脂肪酸が多く含まれています
オメガ脂肪酸を摂りつつ余計な脂を摂らないためには煮物が効果的なんだそうです
マカロニサラダにはゆで卵がトッピングされていますが卵もポイントです
ダイエットには敬遠されがちな卵ですが昭和50年頃には積極的に食べられていました
卵には良質なたんぱく質やビタミンの他にカルシウムなどのミネラルが重要な栄養素が多く含まれているのでお勧めとのこと
モズクには現在の日本人に不足しがちな水溶性食物繊維が豊富に含まれていているのもポイント
そして最大のポイントは味噌汁です!昭和50年の味噌の消費量は現在の約2倍もありました
味噌などの大豆製品に含まれる大豆タンパクは栄養価が高く、血中のコレステロールや中性脂肪を減らす働きも確認されています
・【現在の食事にちょい足しするだけで「スーパー和食」に変化!】
2013年には和食がユネスコ無形文化遺産に登録されます、評価理由の1つに「一汁三菜の理想的な栄養バランス」があったそうです
一汁三菜なら何でも良いのか?というとそうではなく、バリエーションは現代の食事の方が豊富なのですが偏りがあるそうです
そんな現代の食事にちょい足しするだけで「スーパー和食」に変えることができる3つの食材を紹介していました
現代の食事には根菜類・海藻類・手のひらに乗る魚・酢の物が昔に比べて足りなくなっているとのこと
そこで普段の食事にワカメの酢の物、キンピラゴボウ、干物などの小さな魚の3つを足せばスーパー和食になると番組では紹介していました
この3つの食材があればあとは大体 何を食べてもOKだそうです。小魚、ワカメの酢の物、キンピラゴボウを足せばスーパー和食に変えられると覚えておきましょう
番組の主治医は
「最近の人は3食は食べないけれどもお菓子などの遊び食いが多い。昭和50年代はお菓子は傍らにはなく3食しっかりと食べないと持たなかった
スーパー和食は一つ一つの食事をしっかりと食べるように戻れというのを意味しているかも」
と語っていました
食事にちょい足しするだけで無理なく痩せれる健康食に!そんな昭和50年代のスーパー和食で健康的にダイエット、ぜひお試し下さい