2016年2月21日に放送の「駆け込みドクター!運命を変える健康診断」にて
胃の痛みと勘違いしてしまう重病を3つ紹介していました
胃がキリキリする、ムカムカすると良く言いますが胃の位置がわかっていない人が意外と多かったりするそうです
胃の正しい位置は成人男性の場合ですとノドから約25cmほと下にあるそうです。内蔵は密集しているから分かりづらいですよね
番組に出演した医師も「患者が胃が痛いと訴えてるけどそこは胃じゃないんだよな・・・」と思うことが多いそうです
そして「胃が痛いという症状で病院に駆け込むほどの強い痛みの場合は実は違う病気だということがある」と医師は警告していました
そこで番組では胃の痛みと勘違いしてしまう重病を3つ紹介していました
胃の痛みと勘違いしてしまう理由、勘違いしてしまったせいで突然死してしまう理由について番組では詳しく解説していました
【胃の痛みだと思っていたら胃とはまったく違う重病だった!?】
胃の痛みだと思っていたら実は違う場所が重病だったケース
まず1つ目は虫垂炎です。一般的に言う盲腸ですね
大腸にぶら下がっている虫垂が炎症を起こすことを盲腸といいます。なぜ炎症を起こすのかの原因は未だにわかっていないそうです
虫垂の場所は腰の少し上のあたりで胃とはかなり離れた場所にあるのですが、どうして胃の痛みと間違えてしまうのでしょうか?
その理由は胃と腸の痛みを感じる神経が近い場所を通っているためです
そのため腸の痛みなのに胃が痛いと勘違いしてしまうことがあるとのことでした
続いて2つ目はすい炎です
血糖の調整などを行うインスリンを分泌しているすい臓に炎症が起こる病気です。主な原因は多量の飲酒とのこと
すい臓は胃の裏側にあるためすい臓の痛みを胃が痛いと勘違いしやすいとのこと
すい炎がひどくなると肋骨のあたりを叩くと響くような痛みがでます。胃の病気では叩いて響くようなことはないそうです。そして前かがみになると楽になり反ると辛くなるというのもすい炎の特徴とのことでした
4年前にすい炎を発症したお笑い芸人のチュートリアル福田はすい炎の痛みを「木のハンマーの先にたくさん釘を付けてギューッと押されているイメージ」と語っていました
放っておくと激痛が走るすい炎なので胃の痛みだと放置しないようにしましょう
胃が痛いと思ったら違う病気だった・・・最後は心筋梗塞です
心臓にある血管が詰まる病気である心筋梗塞は発症すると心臓とは関係のない胃や肩などが痛むことがあります、これは脳が勘違いしてしまうためです
そのため対処が遅れて対処が遅れて突然死する可能性もあるとのことでした
これは実際に胃が痛むために勘違いしても仕方ないですね・・・
【まとめ】
胃が痛いと思ったら胃とは関係のない重病だったという情報でした
盲腸、すい炎、心筋梗塞と有名な重病ですが胃の痛みと勘違いしやすいとは初耳でした
胃の痛みを感じたらすぐにでも病院に行って検査したくなる情報でしたね、油断しないようにしたいと思います