テレビで紹介された健康・美容のまとめ

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【駆け込みドクター!】未来のガン治療「ガン崩壊ウイルス」「極小カプセル ナノマシン」「免疫細胞治療」でガン治療が変わる!

1月31日に放送の「駆け込みドクター!運命を変える健康診断」にて

 

未来のガン治療!「ガン崩壊ウイルス」「極小カプセル ナノマシン」「免疫細胞治療」について紹介していました

 

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医療の進歩によって昔では考えられなかった夢のようなガン治療が現在では研究開発されています

今回番組では世界で研究されている「未来のガン治療」について取り上げていました

「ガン崩壊ウイルス」「極小カプセル ナノマシン」「免疫細胞治療」と医療の現場に出る日も遠くない最新のガン治療方法について詳しく番組では解説していました

 

 

【ガン細胞だけをハッキングして死滅させる「ガン崩壊ウイルス」】

 

 

 

 

アメリカのカリフォルニア州にある生命科学研究所で開発されている技術が「3Dプリンターでウイルスを作製する」というもの

そのウイルスの名前は「ガン崩壊ウイルス」ガン細胞だけで増殖をしてガン細胞だけを破壊するという夢のようなウイルスです

 

ガン細胞は正常な細胞に比べてウイルス感染に弱いという性質があります

その性質を利用して正常な細胞は感染すると自滅して感染拡大を防ぎ、ガン細胞には自滅しないというシステムになっているんです

「ガン崩壊ウイルス」はガン細胞の中だけで増殖して破壊する事が出来るんです。次々とガン細胞にハッキングしていきガン細胞がなくなってしまうそうですよ

 

この研究を行っている生物学者のアンドリュー・ヘッセル氏は近い将来にこの「ガン崩壊ウイルス」をたったの1ドルで3Dプリンターで出来るように開発中だそうです

3Dプリンターでどんなものも簡単に作れるとは聞いていますがガンをなくすウイルスまで作れるなんて信じられませんね

 

 

 

 

【ガン細胞だけに届く極小カプセル「ナノマシン」】

 

 

 

東京大学と東京工業大学の共同チームが研究中の技術「ナノマシン」見た目は赤い粉のようなのですが極小のカプセルの集まりなんです

その大きさは肉眼ではほとんど見ることが不可能な2万分の1ミリの大きさのカプセルで中には抗がん剤が積み込まれています

 

ナノマシンが体内に取り込まれるとガン細胞のみを狙い撃ちして消滅させることができます

その仕組みは血管に酸素や栄養素を取り込むための小さな穴が空いていることにあります。ガンに侵された血管はその穴が大きくなることを利用しているんです

正常な血管の穴よりもガンに侵された血管の穴が大きいことを利用して、ナノマシンは正常な血管の穴には通らずにガンに侵された血管のみを通るサイズになっているんです

抗がん剤ががん細胞のみにだけ届くので正常な細胞は影響を受けずに済みます、そのため副作用の効果が少なくなるんですね

 

現在ナノマシンの臨床試験は最終段階に入っているそうです。極小カプセルが医療の現場で活躍する日もそう遠くないかもしれませんね

 

 

 

 

【ガン三大治療に加わると考えられている第四の治療「免疫細胞治療」】

 

 

 

 

ガン三大治療というものを知っていますが?

外科手術でガン細胞を取り除く手術療法、がん細胞に放射線を当てて消滅させる放射線療法、抗がん剤をなどの薬剤を体内に注入する化学薬物療法の3つがガン三大治療と呼ばれています

そこに加わるのではないかと近年になって注目されている4つ目のガン治療「免疫細胞治療」について番組では詳しく解説していました

 

免疫細胞治療は人間が本来持っている免疫細胞を体内から取り出し活性化して体の外で増やし、再び体内に戻しガンを攻撃する力を免疫につけさせるというもの

ガン細胞を攻撃しているのが免疫細胞。体の中にはどんな健康な人でも常にガン細胞が発生しているのですが、免疫力が落ちるとガン細胞を攻撃できずに増殖してしまいガンを発症してしまうのです

従来からある三大治療法では外部からの力でガンを攻撃しているのですが「免疫細胞治療」が人間の身体の内部にある免疫細胞を使うというのも特徴です

 

 

・【免疫細胞治療の方法】

 

 

免疫細胞治療は既に医療現場で実行されています、その方法は

・患者の血液を採取してリンパ球を遠心分離する

・取り出したリンパ球を培養液に入れ体温に近い37度に管理した培養機の中で約2週間かけて数千倍に増殖させて活性化させる

・培養したリンパ球を点滴や注射で体内に戻す

というものでした

 

実際に「免疫細胞治療」を受けた乳がんが全身に転移してしまった患者の方は1年後に大幅にガンが消滅するという結果が出たそうです

身体の全体の免疫力がアップするために部分的ではなく全身に効果が出るとのことでした

他のがん治療と組み合わせることも出来る上に自分の免疫を利用する治療法のため副作用が少ないのも魅力です

 

 

「免疫細胞治療」にもデメリットがあります

免疫細胞自体がガンになってしまう一部の血管系のガンには効果がなかったり、人によっては発熱や肺炎の症状が出ることも・・・

そして気になる費用ですが1回の点滴でかかる金額は27万円!それを2週間に1回、計6回の治療を行うため約160万円かかってしまうそうです

6回の治療が1サイクルなのですが効かない可能性もあるので何サイクルも行うとなると難しくなってしまいますね

 

 

 

 

【まとめ】

 

 

 

 

「未来の治療法」と注目されている3つのガン治療法いかがでしたか?

日々進化しているガン治療の方法が詳しくわかる放送内容となっていました

ガン細胞だけを攻撃できるというのが非常に魅力的でしたね、多くの人が安価にがん治療を行えて副作用がなくなる・・・それどころかガンで苦しむ人がいなくなる日もそう遠くないかもしれませんね

 

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