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【主治医が見つかる診療所】がん検診を受けない理由トップ5!体の異変に気付いても検査をしなかった看護師、その理由とは?

2016年10月3日に放送された「主治医が見つかる診療所」にて

 がん検診が面倒な理由トップ5!忙しい、様子をみると異常を放置してがんを早期発見できなかった看護師のエピソードを紹介していました

 

一般の方にがん検診が広まらない理由として気になるデータがあるということ番組では次のように紹介していました

 

1位 時間がないから

2位 経済的な負担になるから

3位 怖いから

4位 健康に自信があり必要性を感じないから

5位 心配な時はいつでも医療機関を受診できるから

 

ランキングの中で思い当たることはいくつもありますよね

今回番組では1位と3位、時間がなく怖いという理由でがんの発見が遅れてしまった若い女性についての実際にあったエピソードを紹介します

その女性とは医療にかかわる方、看護師(37歳)だったんです

 

 

 

 

女性は20代と30代で1度ずつ、合計で2度のがんを経験していました

がんを経験して大きく変わったのが食事の量。昼食は混ぜご飯のおにぎり1個と野菜サラダのみという少量でした

31歳の時に胃がんが発覚、胃の3分の2を切除してしまい食べたくても十分にものが食べられないそうです

 

 

「身体が悪い時には1度は病院にかかる事も大事」だと自らの経験を悪い例だと語った女性

いったいなぜがんの発見が遅れてしまったのでしょうか?

 

 

体の異変に気付きながらも病院へ行かなかった理由

 

 

女性が経験した2度目のがん、胃がんが発覚したときの話を番組では更に紹介します

最初に感じた異変は胃の痛みでしたが、その痛みは常に起こっていたわけではなく完全に痛みが消える時もあるほどのもの

女性はそれほど危険なものとは考えなかったそうです。そして忙しさを言い訳にそのまま放置することに・・・

 

しかし痛みの周期が短くなっていき、さすがに胃カメラ検査を受けなくてはまずいと考えたのですが、すぐには受診をしませんでした

医療に従事している者としては率先してがん検査を受けなければならないことはわかってはいたものの、患者さんたちから胃カメラ検査のつらさを多く聞いていた経験もあり、ついつい胃カメラ検査を先送りしてしまったそうです

 

結果として胃の不調をずっと放置してしまったんですね

するとある日の夜に突然気分が悪くなりトイレで吐いてしまいます。するとそこには血液が・・・立っていることも出来なくなってしまったのです

近くに住む同僚に助けを求め病院へ行った女性

胃からの出血を止める治療と出血部分の精密検査を行ったところ出血の原因は
胃がんでした

 

その時に見つかったがんは早期ではなく進行がんとされるステージ2の状態でした

それでも幸いにも胃の3分の2を切り取ることで九死に一生を得ることができたそうです

 


しかし本来この胃がんは早期に発見できた可能性が非常に高いもの

その理由は女性は胃がんで吐血した31歳の時よりも前、20代でがんを経験していたからです

24歳の時に子宮頸がんが発覚。その時は頻繁に婦人科に通っていたため早期にがんを発見することができ、手術も比較的簡単に行うことができたんだそうです

ではがんになった事がある看護師の女性がなぜ体の異変を放置したのか?それには忙しくて受けれない以外の理由がありました

 

 

 

がんになった経験があるのになぜ異変を放置したのか?

 

 


一度目の子宮頸がんは早期で発見できたのに二度目の胃がんはなぜ発見が遅れてしまったのか?

それは一度目のがんから5年の月日が経過したという安心感からでした

多くのがんは治療や手術によってがんが消滅した後、5年間の再発がない場合は「治癒した」考えられるからです

子宮頸がんを治療してから5年間に再発がなかった女性は自分のがんは完全に消え去りがんには二度とならないと油断してしまったんですね

そのため子宮頸がんとは別に7年後に起こった胃がんには気づくことが遅れてしまいました

 


医療に携わる看護師でさえ、がんの発見が遅れてしまった理由は

 

・忙しかった

・胃カメラ検査をためらった

・最初のがんから5年以上経過していた

 

というものでした

 

 

今回の看護師の女性のエピソードを聞いて番組の主治医たちはがんの発見が遅れてしまう理由について次のように解説していました

 

 

番組主治医が語るがん検診の大切さ

 


坂下先生(39歳で骨のがん、48歳で大腸がんを経験している女医)

「そうですね、私もいちばん初めになったがんは39歳のときでしたので、背中が痛かったんですね

でもこの若さでがんという病気は頭になかったんですね

寝違えたかな?様子を見とけば治るかな?と様子を見ていた時期がありました


ですから若い時期でも何か異常があった時は早めに診療施設を受診することはとても大事だと思います

私は二度目のがんは48歳の時だったんですが、それは私は逆に一度目のがんがあったので定期的に検査を受けることがあって、たまたま大腸がんが見つかったんです

早期に見つかって二度目のがんの時には救われたんですけど、そういう見つかるタイミングが早ければ早いほど本当にありがたいなというふうにそのときには実感しました」

 

 

がん検診を受けない理由のランキングについて森山医師

「その忙しいって言うんですけど、これ忙しいということはその人がいないといけないわけですからがんになったら、命を落とせばもっと周りの人に迷惑をかけると

入院したりしたらある期間ロスが出るという事です」

 

 

 

がん検診を受けない理由のランキングについて中山医師

「私も実はですねここに書かれている1位から5位の全部の理由でこれまで受けてなかったんですね

前回のこのがん検診受けましょうというのを聞いて、いろいろ想像してみたんです

さっきの女性のようにやはりいろんな症状があって、もしこれがんだったらってそこでやはり想像することが大切で、自分がそうなってしまったらね、これはそれもしんどいですけどもやはり残された家族とか仕事のことを考えると、これはとんでもない事になるなって想像をするとやはりぜひ受けてみようと」




がん検診を受けない理由のランキングについて丁医師

「私、特に問題にしたいのは4位の体力と健康に自信がある人。漢方では実証というんですけど医者に多いんですよ

こういう人がね結局 疲れを感じない、無理が出来るということで1番がんになりやすい人なんです

危険人物、こういう人を漢方ではマークするんですね

ぜひとも検診を受けてください」

 

 

がん検診が嫌だ、面倒だという理由で受けなかったのは番組主治医の中には何人もいました

医療に関わる医師や看護師でも面倒だと思ってしまうがん検診

ただがん検診を受けて大丈夫と言われた安心感、万が一の時の早期発見を考えると定期的に受けなければいけませんね

体力・健康に自信がある人ほど危険という事でがん検診はしっかり行いましょう