テレビで紹介された健康・美容のまとめ

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【みんなの家庭の医学】103歳でも健康診断で全て異常なし!「脳・血管・腸内環境を若く保つ7つの生活習慣」

 2016年5月17日に放送の「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」にて

 103歳の健康長寿の女性から学ぶ「脳・血管・腸内環境を若く保つ7つの生活習慣」について紹介していました

 


100歳以上の高齢者は増えていて約50年前に比べて増加率は402倍にもなっています。100歳を超えても全身を老けさせずにどのように健康で長生きしているのでしょうか?

 

番組では脳・血管・腸内フローラの3つが健康の秘訣ということで103歳になっても健康で脳、血管、腸内環境の若さを保ち健康に暮らしている女性の生活に密着取材して調査!

103歳の健康長寿の女性から学ぶ「脳・血管・腸内環境を若く保つ7つの生活習慣」について紹介します

 

【医師たちが認める健康長寿のための7つの秘訣】

 

 

 

・【103歳でも健康診断で全て異常なし!全身の筋肉量も標準以上】

 

 

今回番組では渋谷さん(女性 103歳)の健康についての秘訣を密着していました。渋谷さんは50歳でご主人を亡くしてから半世紀以上も1人暮らしをしていますが健康そのものでした

 

103歳の渋谷さんはどれくらい若い体を保っているのかを検査したところBMIは20.3で正常値、血圧は上114・下59で理想的な数値でした

70歳以上の約4割が上の血圧が140以上の高血圧症なのを考えると渋谷産の血圧がどれほど凄いかがわかりますね

 

そして血管の柔らかさは60代、白血球・赤血球・ヘモグロビンなどの血液検査結果は16項目ほぼ全ての値が正常との結果

さらに視力は左右それぞれ0.3と0.4で老眼や近視はなく正常、聴力は異常なし。歯は総入れ歯ですが手入れが行き届いているので問題なし

骨密度も年齢より10歳若い状態をキープというものでした

そして筋肉量は腕や足などのすべての筋肉が標準並、特に左右の上腕と右足太ももの筋肉は標準以上をキープしていました

 

渋谷さんの健康状態の良さを簡単に言うと103歳の女性がBMI・血圧・血液検査・視力・聴力・歯・骨密度・筋肉量のすべてが正常値で健康そのものという結果だったということです

 

 

・【健康長寿のポイントは脳、血管、腸内環境の3つ】

 

103歳でも元気な渋谷さん、健康長寿に最も大切な機能は脳、血管、腸内環境の3つです

レントゲン検査、血流を調べるエコー検査、MRI検査、認知機能の検査、検便を行い調べたところ渋谷さんの健康の秘訣を知ることができました

 

まずは脳です。MRIによる脳検査では認知症の原因とされる「海馬の萎縮」が小さく脳が若い状態のまま保たれていました

認知機能も高く脳梗塞などの病気の心配もない綺麗な脳だと医師も太鼓判を押すほどでした
 
続いて血管です。注目すべきは血管の厚さとのこと首の血管のけい動脈の壁の厚さは正常が1.1mm未満なのに対して渋谷さんは0.95mm!
100歳を超えてもしなやかな血管を維持していて医師が「血管が非常に若い!血管のタイプや性質も非常に良くて100歳の血管とは思えない」と驚く程でした
 
最後に腸内フローラ(腸内環境)です
腸内フローラは大きく分けて善玉菌(ビフィズス菌など)と悪玉菌(大腸菌など)があります
この2種類のバランスが腸内フローラには大切なのですが、年齢を重ねるほど腸内フローラのバランスが悪化して悪玉菌の比率が増えてしまいます
しかし103歳の渋谷さんは大腸菌に対してビフィズス菌が5:1と優勢!なんと20代の平均より若々しいという結果になったのです

 

 

・【100歳を超えてなお若さを保つ7つの秘訣とは?】

 

 

健康長寿に最も大切な機能は脳、血管、腸内環境の3つ全てで驚きの若さを保っている103歳の渋谷さん

その健康長寿の秘訣は渋谷さんの普段の生活にありました。100歳を超えても健康で若さを保てる7つの秘訣について紹介します

 

・よく噛んで食事をする

 

渋谷さんは朝食の前に温かいお茶を飲むことが日課

そして朝は毎日パンを食べていて、特にレタスなどの野菜を手軽に食べれるサンドイッチが好きだといいます

注目すべきは渋谷さんのそしゃく回数。1口で30回以上も噛むほどよく噛んで食べることが親の教えて100歳を超えた今でも続けている事だそうです

 

よく噛むことは健康の秘訣で、噛むことで脳が刺激され脳の神経と繋がっている腸の神経も刺激されて腸内細菌の準備運動が促されるとのこと

その結果、腸のぜん動運動や消化液の分泌が活性化。善玉菌が活動しやすい環境が出来上がるのです

 

 

・毎日 必ず外出している

 
渋谷さんは100歳を超えてもひきこもりにならずに毎日かならず外出をしていました
趣味のマージャンをするために足しげく雀荘に通うなどして、階段を上ったりするなどの徒歩運動が若い頃の鍛えた筋肉が減りにくくなっている秘訣とのことでした
筋肉量が多い渋谷さん、実は十分な筋肉があると血液中の糖を代謝する働きが活性化し血管のダメージが少なくなり柔らかな若い血管をキープできるそうです
 
 
・相手がいて駆け引きをするゲームは認知症予防に効果的
 
渋谷さんの通っている雀荘は賭け事はもちろんタバコもお酒も禁止の健康的な麻雀を楽しめるものでした
客の平均年齢は約70歳で中高年の女性を中心に大人気の雀荘とのこと

 

そして麻雀は認知症予防に効果が高い可能性があると医師はいいます。

2003年ニューイングランドジャーナル誌に発表された論文でもチェスなどボードゲームを行う75歳以上の高齢者はそうでない人に比べてアルツハイマー病の発症率が約25%少ないこ とが報告されているのです

 

 

・麻雀で人間関係を形成

 

さらにゲーム以外でも認知症予防の効果が麻雀にはあります

それは麻雀をすることでたくさん会話をしてコミュニケーションをとることです

2000年に発表されたイギリスの医学雑誌ランセット誌の論文では社会ネットワーク、つまり社交性が少ない人は認知症発症リスクは60%も増加するとあります

活発な人間関係を作っている事こそ脳を若く保つために重要とのことでした

 
 
・多くの種類の食品をまんべんなく食べる
 
麻雀を楽しみながら店内で持参のお弁当を食べる渋谷さん。中身はご飯、鶏のそぼろ、炒り卵、大根の漬物、タケノコの土佐煮、かぼちゃの煮物、ミートボール、苺と少しずつたくさんの食品が入っていました
腸内フローラを健康的に保つために重要なのは、より多くの腸内細菌を活性化させることです
そのためには様々な食品をまんべんなく食べることが大切です
腸内環境に良いからと発酵食品や食物繊維だけでなく肉・魚・炭水化物など多彩な食品を摂取することが肝心とのことでした
 
 
・まめに手を洗って清潔にすることで血管の老化を防ぐ

麻雀を終え帰宅した渋谷さん、まず最初にやることは入念な手洗いです。そして麻雀をしている時も消毒液で手をきれいにすることを実はしていました

この手洗いも血管の老化を防ぐために非常に大切な行為になります

不潔な状況によって体内で感染などが起きると免疫細胞が対抗するために活性化するのですが、その時に血管内で炎症反応が生じ血管がダメージを受け続ける事態になります

 

2014年に日本人約5万人を対象とした研究によると不潔な状況から恒常的にウイルス感染している人は冠動脈疾患のリスクが2.29倍、心筋梗塞のリスクも2.58倍に跳ね上がると報告されています

手洗いなどで感染を防ぐ生活習慣こそが血管の老化を防ぐためのポイントとのことでした

 

・規則正しい生活リズムが腸内環境に良い影響を与える

 

渋谷さんは番組が密着取材したときのような規則正しい生活パターンを毎日30年以上も変わらず続けているとのことでした

規則正しい生活により腸内がリラックス、善玉菌が活動しやすい環境になっているんですね

2014年にアメリカで発表された研究によると生活リズムが不規則な人は時差ボケの時には善玉菌が減少し、時差ボケを直すと善玉菌が元に戻るという結果が出ています

毎日の規則正しい生活をして腸内をベストな環境にすることが重要ですね

 

 

・【103歳の渋谷さんの生活からわかった健康長寿の秘訣まとめ】

 

脳は「麻雀などのゲームをやる」「社交的な生活を送る」をして認知機能を若く保つ

血管は「毎日まめに外出する」「身体を清潔に保つ」で動脈硬化知らずの若い血管をキープ

腸内フローラは「多くの食材を食べる」「よく噛んで食べる」「規則正しい生活リズムを送る」をおこない腸内環境を若々しく保つ

 

以上の7つのポイントは現役の医師たちが認める健康長寿の秘訣でした。103歳の渋谷さんは「食べ物も大切だけど趣味を持って毎日楽しく過ごすのが一番の秘訣」と語っていました

自分ができることから健康のための生活改善を楽しくおこなってみてはいかがでしょうか?