2016年2月21日に放送の「駆け込みドクター!運命を変える健康診断」にて
突然死になってしまう理由とは!?突然死になりやすいかのチェック方法、突然死を防ぐためにプロの和洋中の料理人が考案のレシピを紹介していました
突然死とは症状が現れてから24時間以内で亡くなってしまう事をいいます
日本国内で突然死する人の数は年間に約10万人と言われています。主な原因は脳と心臓の病気で特に心臓病は突然死の6割以上を占めているそうです
日本人の死因でも心臓と脳の死因は上位にあります
1位 ガン 2位 心疾患 3位 肺炎 4位 脳血管疾患
いずれも血管の老化がリスクを高めていると言われています
番組ではそんな恐ろしい突然死が起こる原因とその対策、自分が突然死になりやすいタイプかのチェック方法、そして突然死を防ぐために和洋中のプロの料理人が考案したレシピを詳しく解説していました
【突然死は自宅が最も多い!原因と対策を紹介!】
突然死が最も多く起こる場所はどこだか知っていますか?
正解は「自宅」です。睡眠や排便の時、そして特に多いのが入浴中の突然死で交通事故の5倍もの人が入浴中に突然死するそうです
年間に1万7000人が入浴中に突然死してそのうちの5000人は溺れて亡くなってしまうとのこと
お風呂で溺れるわけがないと普通は思ってしまいますが、実は失神していて自分では顔を起こすこともできない状態になっているんですね
入浴をする時には急激な血圧の上昇と急降下が起こりやすく脳の血流が悪化してしまい、本人は気持ち良いと感じながら気を失ってしまうそうです
脱衣所と入浴した時の温度差で血管が収縮してしまい心筋梗塞などを引き起こしやすくなります
お風呂場ではシャワーを流しておく、湯船のフタを開けておき湯気を出しておくなどして浴室を温めておくのが予防策となります
・【自宅だけでない日常生活で突然死にならないように注意するポイント】
突然死が起こりやすくなる時期を月別に見ると最も多いのは4月で平均の1.5倍以上もあります
職場や生活環境の変化によるストレスが要因の一つと考えられています
他にも車の運転は緊張やストレスによって交感神経が高まって血圧が上昇して血管に負担がかかるために突然死の危険があると指摘されています
2016年の2月25日に起きた大阪の梅田車両暴走事故の原因も突然死によるものと言われています。大動脈解離という病気ですね
【突然死の危険度チェック!突然死をしやすいかどうかを確認!】
番組では突然死になりやすいタイプかどうかをチェックできる方法を紹介していました
・熱い風呂が好き
・食べるのが早い
・早口でせっかち
・負けず嫌い
・運動不足
これらに複数当てはまる人は突然死をする可能性が高いようです
医師は「性格とか性分は変えられないけれども、行動パターンは変えられる」と語っていました
そこで番組では突然死の予防にもなるおいしい料理のレシピを公開!
突然死を気にして美味しくないものを食べるのではなく美味しく健康になる食事をしようと番組では以下のような食事を紹介していました
【突然死を防ぐ9つの食材!プロの料理人が考案のレシピを紹介】
いつまでも若々しい血管を保つためには食材選びが非常に重要となります
血管をしなやかに開くアマニ油や青魚。そして血管のサビつきを防いでくれるニンニク、ブロッコリー、トマトなどの野菜を選ぶことが大切となるそうです
血管の名医が最終的に選んだ突然死を防ぐ食材は9つの食材はこちらです
青魚・アマニ油・トマト・ブロッコリー・玉ねぎ・にんにく・牛肉・チーズ・ソバ
日々の食事に気をつけることが動脈硬化の進行を抑えて突然死の予防にとっても役立ちます
番組では和洋中の各料理の達人にそれぞれ突然死を防ぐ絶品料理のレシピを考案してもらっていました
・【中華のプロが考案の「おこげ風揚げソバ」】
中華のプロが選んだのは9つの突然死を防ぐ食材のうち「トマト、玉ねぎ、ニンニク、牛肉、、ブロッコリー、ソバ」の6つです
茹でたソバをカリっと油で揚げます
ニンニクは潰してから油で炒めて味を広げます。ニンニクを炒めたらスライスしたトマト、玉ねぎを入れて味は中華スープで整えます
ブロッコリーと牛肉はさっと火を通す程度、片栗粉でトロミをくわえたらあんの出来上がりです
茹でたソバに彩り豊かなあんをかけたら「おこげ風揚げソバ」の完成です!トータルで625kcalです
管理栄養士にによると「おこげ風揚げソバ」は牛肉などのタンパク質を柔らかく調理することで消化吸収がよくなり、1食で必要な栄養素がバランス良く摂れる完璧なメニューと太鼓判を押していました
・【和食のプロが考案の「鰆の酒蒸しソバの実あんかけ」】
和食のプロが選んだのは9つの突然死を防ぐ食材のうち「青魚、トマト、チーズ、ソバ、ブロッコリー、玉ねぎ」の6つです
青魚として選んだのは中性脂肪を減らす効果が高い「鰆(さわら)」
昆布の上に鰆を乗せてお酒をひとふりしたら蒸し器へ。蒸しあがった鰆の上にパルメザンチーズを乗せて炙り焼きにします
そしてあん作りです、ソバの実を薄口醤油とカツオダシで煮込みます
トマトを輪切りにして焼きトマトにしたら酒蒸しの鰆を上に乗せて横にブロッコリーを添えて上からソバの実のあんをかけたら「鰆の酒蒸しソバの実あんかけ」の完成です
トータルで560kcalでした
DHAやEPAも豊富に含まれて良質な脂、血管を強くする栄養素が摂れる良い料理だと管理栄養士は語っていました
・【洋食のプロが考案の「新玉ねぎの丸ごとオーブン焼きトマトソース添え」】
洋食のプロが選んだのは9つの突然死を防ぐ食材のうち「アマニ油、トマト、ニンニク、チーズ、玉ねぎ、ブロッコリー」の6つです
主役は新玉ねぎの簡単なヘルシーメニューで、まずは玉ねぎとニンニクを丸ごとホイルで包み250℃のオーブンレンジで30分焼きます
ホイルを開き血液をサラサラにするブロッコリー、ゴルゴンゾーラ、プロセスチーズを乗せて表面をカリっと焼き上げます
トマトを煮込みトマトソースにしたらお皿にトマトソースを塗り、その上に玉ねぎを乗せてアマニ油をかければ「新玉ねぎの丸ごとオーブン焼きトマトソース添え」の完成です
トータルカロリーは395kcalでした
管理栄養士によると「トマトに含まれるリコピンは油を使った調理法で吸収率が上がるので食べ合わせがよい料理」とのことでした
【まとめ】
突然死を防ぐために大切なのは
・お風呂、脱衣所の温度差に注意
・血管に良くない行動パターンには気をつける
・血液には青魚に含まれる成分が良い
との情報でした
乱れた生活習慣はぜひ改善していきましょう。プロの料理人が考案のレシピはどれも美味しく健康にも良いのでぜひお試し下さい!