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テレビで紹介された健康・美容のまとめ

テレビで紹介された健康、美容に関する知識や情報をまとめます

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【きょうの健康】高血圧の人は朝に要注意!早朝に血圧が急上昇するタイプの高血圧とは?

きょうの健康 高血圧

2016年10月10日に放送のNHK「きょうの健康」にて

 高血圧の人は朝に要注意!早朝に血圧が急上昇するタイプの高血圧について解説していました

 

 

 

今回は「サイレントキラー高血圧」という大変興味深いタイトルで放送していました

訳すと「静かなる殺人者」穏やかじゃないですね

高血圧そのものには自覚症状はないんですけれども、放っておくと命を奪うような病気が忍び寄ってくるという意味ですとのこと

高血圧は血管や心臓への影響が大きいといいますので注意が必要ですね

それでは高血圧の基礎知識から知られざる知識まで紹介します

 

 

 

まずは高血圧のケースについて番組では以下のエピソードを紹介しました

Aさんは50歳の時に高血圧と診断され薬をのんでいます。月に1回医療機関を受診した時に血圧を測ります

最近は上の血圧が130前後、下の血圧が80前後。高血圧の基準は下回っています

Aさんは薬が効いていると思い安心していました

ところが昨年の11月冷え込んだ朝の事、起床したばかりのAさんは新聞を取りに家の外にあるポストの所まで出ていきました

すると急に胸が強く痛みだし座り込んでしまいます。心筋梗塞を起こしたのです

 


Aさんは血圧は上が130前後という事で高血圧の水準は下回っていたのに何故こんなことになったのか?

番組では高血圧のプロフェッショナルが詳しく解説しました

 

 

基準値内でも安心できない!?血圧を測るタイミング

 



高血圧についてお話しして頂くのは自治医科大学教授の苅尾七臣 教授。専門は循環器内科、特に高血圧です。

 

 

・先ほどのAさんですが心筋梗塞を起こしてしまった。一体どういう事なんでしょうか?

 

 

苅尾先生「この方は通常は正常のようですけども、しかし朝の血圧が高かったタイプだったんですね

いわゆるこれが早朝高血圧という事になります。

これは24時間の血圧を測定したものになりますけども、このように10時から睡眠中では血圧はずっと下がるんですね

ところが朝方、起床とともにずっと血圧が上昇し、ひどい時では180近くまで上昇してしまってる事になります

その後緩やかに少しは下がるんですけどもここが一番Aさんにとっての魔の時間帯だったという事になる訳です」

 

 


・受診して血圧を測った時は130前後という事でしたよね。

 

 

苅尾先生「そうです。Aさん薬をのんでたんですけどもね、朝の薬をのむと薬の効果がよく効いててず〜っと下がってる訳です

そして診察室へ来たりお昼頃測定したら130ぐらいの正常値だったんですけども、しかしこの効果が次の日の朝までもたずに朝の時間帯ここが上がってしまっているとそういう状況だったんですね

薬をのんでてちょっと安心してしまったと。医師の方も安心してしまったという事になろうかと思います」

 

 

朝に血圧を測定する事が大切という事でした

朝に測定しない限り早朝の高血圧は見過ごされてしまう訳ですね

 

Aさんのケースが何がまずかったのが分かったところで、番組では血圧の基本について紹介しました

 

 

血圧の基本を学ぶ!血圧は朝に要注意

 

 

 

血圧とは血液が血管の壁を押す圧力の事です。高血圧の基準は診察室と家庭では異なります

診察室では上が140以上、下が90以上。家庭では上が135以上、下が85以上となります

診察室では緊張して血圧が高くなりがちですが家庭ではリラックスして測定できるためこのような差があります

高血圧が続くと全身の血管や臓器にダメージを与えます。そしてさまざまな病気の原因になります

心筋梗塞、狭心症、心不全、不整脈、慢性腎臓病などです

 

 


・Aさんのように血圧が朝上がるのはよくある事なんですか?

 

 

 

苅尾先生「そうです。これは一般的な方の血圧の変動です

朝になるとこのように血圧は上昇してくるんですね、午後になって夜間睡眠とともに下がってくると


しかしこの起床後なんですけども家庭血圧を測定して、その血圧のレベルが135以上下の血圧が85以上の場合これは早朝の高血圧という事になる訳ですね

特に危ない血圧といいますのは睡眠中に比べて血圧が急上昇するタイプであるとか朝の血圧が変動するタイプですね

ある日は135ぐらいでも次の日155に上がってるとか変動するようなタイプ

こちらもやはり危ないという事になる訳です」

 


・Aさんは心筋梗塞を起こしてしまいました。早朝の高血圧はこういう危険もやはり高くなるんですか?

 

 

 

苅尾先生「そうです。この上がった血圧が心筋梗塞を引き起こすと。また脳卒中を引き起こすリスクをはらんでる訳ですね

これご覧下さい。高血圧の治療中の方なんです

治療中の朝の血圧。上の血圧が125未満の人に比べてこのように血圧が上昇するに従って心筋梗塞の発生のリスク、また脳卒中の発生のリスクがこのように増えていく訳ですね


特に155以上の人は125未満に比べて実に心筋梗塞も脳卒中も6倍ぐらいになってる訳ですね」

 

 

 

・早朝の高血圧が特に危険なのはどうしてなんでしょうか?

 

 

 

苅尾先生「そもそも高血圧は長い年月をかけて血管壁を傷めていくんですけども、特に朝に血圧が急上昇した場合、これが脳卒中や心筋梗塞の引き金になってしまう訳です

血圧が慢性的に長い年月をかけて血管壁を傷害していくんですね

そこから傷害された血管にずっとコレステロールが沈着していきます

そしてこういうふうなプラーク動脈硬化のこぶができる訳ですね

 

更に今度、血圧の急激な上昇がそこに起こった場合、通常の血管がツルッとしとったら大丈夫なんですけども

このように動脈硬化が進展してプラークがあるような場所で血圧が急上昇すると、この血流の力であるとか、あと血管壁を垂直に押すようなこういう血圧自身の力によってこのプラークが破れる訳ですね

破れたらこの内容物が血液を固まらせて血栓というのを生じる訳です。発生させてしまう訳ですね

ここで血栓ができて血流が途絶えますとこれが心臓で起こると心筋梗塞。脳の血管で起こると脳梗塞という事になる訳です」

 

 


・ただAさんはこんなふうに高血圧の薬をのんでいました。それでも心筋梗塞は防げなかったんですか?

 

 

 

苅尾先生「そうです。通常Aさんもそれを診ておられた先生も診察室の血圧を基に大丈夫という判断を下されてたんですね

しかしAさんの魔の時間帯は朝にあった訳です。

朝の血圧ここをきちっと測定して、それをターゲットにした治療をやっぱりやっておくべきだったんですね

具体的には朝 薬をのむと次の日の朝までカバーするような、このように長時間作用型の薬ですね

これに切り替えるという方法が一つあります

もう一つそれでも駄目だったら朝夕の2分割にする事も一つなんですね

 

それでも駄目な場合それでも朝の血圧が高かった場合は夜寝る前

一番血圧を下げる力が強い時間帯を朝に持ってくるという事で夜寝る前の処方というそういう処方のしかたもあります」

 

 

 

・でもそもそも一般的には高血圧の薬は朝1回のむ。これはなぜなんですか?

 

 

 

苅尾先生「通常血圧の薬をのんでから効く、一番血圧は昼間が高い事が多いですので昼間の高い時間帯にきちっと朝のんだ薬、この薬の効果をもたせるには朝のむのが効率的なんですね

しかしそれでは次の日の朝、のむ前の血圧ここまで届かない場合、またそういう特質を持った体質を持った方がやっぱりおられる訳ですね

そういう場合は朝の血圧この上昇を許してしまう事になる訳です」

 

 

・Aさんが心筋梗塞を起こしたのは冷え込んだ朝でした。気温もこれは関係があるんですか?

 

 

 

苅尾先生「気温は非常に強い血圧の影響を与える因子なんですね

特にこの寒さこれが血管をギュ〜ッと収縮させて血圧を一気に上昇させてしまう訳です

この図をご覧下さい。。これは心臓病心筋梗塞や心不全ですね。あとは脳卒中。

これの季節変動を示しています

 

特に今10月ですけども11月、12月、1月、2月とここに最大のピークを迎える訳ですね

特に気温によって血圧がものすごく変動しやすい人、その人を我々 気温感受性高血圧といってる訳です

気温感受性の人は大体頻度違うんですけども25%から大体20%ぐらいおられるんですけども、その方では夏場の温かい時には120あっても冬場のここら辺では160であるとかものすごい急峻に上がってしまう事がある訳です」

 

 

 

これからの寒くなる季節特に血圧には注意が必要という事ですね

続いて番組では寒さによる血圧上昇を防ぐための対策を紹介しました

 

 

 

血圧上昇を防ぐための対策方法

 

 

 

血圧上昇を防ぐための寒さ対策は以下の4つのポイントです

 

 

  1. 床の冷えを避ける
  2. 洗顔の時に冷たい水を使うのを避ける
  3. トイレや浴室、特に脱衣所を温かくする
  4. 室内から外に出る時には服をしっかり着込む

 

 


こうした寒さ対策ポイントはどんな事になるでしょうか?

 

 

苅尾先生「一つは局所の寒さですね。全体が暖かくしたり部屋を暖かくしててもやっぱり、この局所特に手足の先です

これが気温のセンサーでここが冷たいと思ったら血圧はやっぱり急上昇する訳ですね

もう一つはこの気温の変化です。温度の変化です

ずっと寒いまたずっと暖かいじゃなくて、特に暖かい所から寒い所へ出るとかこれにちゃんと対策を打っておく事が重要になってきます」

 

 

 

 

 

・寒さのほかにはどういう事で早朝の血圧が上がりやすくなるんでしょうか?

 

 

苅尾先生「一つはその日の睡眠の質ですね。睡眠が非常に重要な訳です

睡眠の量も必要ですし、なおかつ何べんも目が開くとかぐっすり眠れてないとか、そういう睡眠の障害ですね

これが一つ大きく影響を与えます

もう一つはアルコールです

前の日に飲んだアルコールの量が非常に重要です

ある程度飲むのは問題ないんですけども、それが多量に飲んだ場合はちょうど朝方の3時4時5時と、そこら辺の早朝から血圧が上昇してくるといわれてますからアルコールの量も適度にしておく事が大事だと思います

 

あとは喫煙ですね

喫煙は吸ってる最中に血圧がバッと上がる事が知られてますので、朝寒い中で一服するのは、しかも前の日に飲んでその3拍子そろったらこれは一番悪い訳です」

 

 


飲み過ぎて睡眠不足の時の目覚めの一服なんていうのは大変危険なんですね

 

 


苅尾先生「ドン!ドン!ドン!と上がりますからこれがイベントの引き金になると考えられます

それと月曜日の朝に血圧が上昇しやすいというそういう報告もあるんですね

土日はそう高くないんですけどもリラックスしてる時は大丈夫ですけども、さあ月曜日に仕事を始めようというその日の朝ですね

仕事に対してのストレスこういったものが血圧上昇を引き起こしてしまうといわれています

 

要はいわゆるストレスですね

これも非常に大きく朝の血圧に影響を与えます」

 

 


・朝運動するのは血圧にはどうなんでしょうか?

 

 

 

苅尾先生「起きるだけでも血圧上がりますのでね、更に運動するともっと血圧上がる訳です

寒かったらもっとそれが増強してしまいますので、できるだけウォームアップをして暖かい格好で運動を始める事が大切になってきます

特に運動を始める前に血圧を測定すると

そこがものすごい高かったら、ちょっとその日はやめておくとそういうふうな事も必要になってくるでしょうね

一番いいのは体が安定してきたり、気温もそんなに寒くないちょうど3時から5時ぐらいの間ですね

そこに運動したら一番体には優しい運動になると思います」

 

 

 

朝に血圧を測るのが良いという情報、そして朝の血圧の上昇には要注意という事でした

血圧が高めの人は朝に特に注意するようにしましょう