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テレビで紹介された健康・美容のまとめ

テレビで紹介された健康、美容に関する知識や情報をまとめます

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【健康カプセル】乳がんの早期発見が難しい理由!検診を受けるタイミングとセルフチェック方法

健康カプセル!ゲンキの時間 乳がん

2016年10月2日に放送された「健康カプセル!ゲンキの時間」にて

 乳がんの早期発見が難しい理由!検診を受けるタイミングとセルフチェック方法ということで乳がんについて詳しく取り上げていました

 

10月1日はピンクリボンデー。乳がんの正しい知識が多くの人に知れわたり、乳がんから一人でも多くの人を守る活動をする日でした

日本では年間に約74,000人が乳がんにかかっているというデータがあります(2012年)

実に女性の11人に1人が乳がんとなってしまうのです

近年では小林麻央さん、北斗晶さんなど有名人がが乳がんとなってしまった人も見かけますよね

 

小林麻央さんも北斗晶さんも乳がんの検査を定期的にしていましたが、なぜ早期発見が出来なかったのか?

もし自分や家族が乳がんと宣告されたらどうするのか?

 

乳がんは長い付き合いとなり10年は外来に通ったりすることもあるそうで、家族の支えが非常に大事になるとのこと

番組では実際にガンと戦っている家族のエピソードや乳がんにまつわる疑問・不安についての紹介をしていました

 

 

知られていない乳がんについての基礎知識

 

 

乳がんはよく聞くけど基本的なことも知らない人がたすうということで、まず番組では乳がんについての基礎知識を紹介しました

 

 

・乳がんは女性特有の病気である?

 

女性がなっているというイメージが強いですが男性も全体の0.5% 200人に1人の割合で男性も乳がんに罹患します

 

 

・乳がんになりやすいのは胸の大きい人と小さい人どちらか?

 

 

正解は胸の大きさは関係ありません

意外と知られてないですね

 

 

番組で街角の乳がんについて聞いてみるとほとんどの人は明確な知識はありませんでした

そこで番組では昭和大学 医学部 乳腺外科 明石定子准教授に詳しく聞きます

 

そもそも乳がんとは乳腺にできるガンのことで、乳腺は乳管と小葉で構成されています

その進行度を示す基準のひとつは浸潤か非浸潤かどうかです

 

非浸潤がんはガン細胞が乳管の内側に溜まっているため命の心配はほぼありません

一方で浸潤がんは乳管の外へがんが広がり血液やリンパ節から全身へ転移する可能性があります

 

浸潤がんの進行度の目安を示すのが「ステージ」

ガンの大きさやリンパ節、他の臓器への転移の有無によって1~4段階に分かれています

 

 

 

 ステージ  しこり リンパ節転移
 Ⅰ期 小さい(2cm未満)  なし
 Ⅱ期

やや大きい()2~5cm未満 

しこりが大きい

 あり(わきの下のリンパ節)

 なし

 Ⅲ期  大きい(5cm以上)  あり(広い範囲でリンパ節に)
 Ⅳ期

 関係ない

 他の臓器にまで転移あり

 

 

 ステージが進むほどガンの広がりが大きく命に関わってくると言われています

 

 

乳がんになったら乳房を失う事になるのか?

 

 

乳がんの治療は手術が基本です

がんの大きさや場所で温存術か全摘出かの方法が決まります

全摘出の場合でも新たな乳房を作る再建は可能です

2013年7月から保険適用となったインプラントを乳房に挿入して再建を行う人が近頃では多くなっているそうです

 

番組では横浜市立大学付属市民総合医療センター形成外科 佐武利彦提供の乳房再建の画像が紹介されていました

傷跡もまったくわからずに本物と何ら変わらないことに驚きました

 

 

なぜ乳がんは検診で早期発見できないのか?その理由とは?

 

 

 

なぜ乳がんは検診で早期発見できないのか?芸能人の方はお金もかけて定期的に調べているのにどうして?という意見に番組は次のように解説していました

 

そもそも乳がん検診は「乳房専用のレントゲン装置マンモグラフィ」「超音波検査」の2つがあります

マンモグラフィでは乳腺が白く、脂肪が黒く映るのですが、がんのしこりが白く映ります

そこで問題になるのは高濃度乳房であるデンスブレスト

乳腺の濃さは年齢、体質で個人差があります。若い人ほど白の濃度が高く、高齢な人は濃度が低いという特徴があります

濃度が高いデンスブレストの場合は画像に白い部分が多く白いしこりが発見しにくいのです

 

マンモグラフィ画像には医師でも見えないレベルのものも多いそうです

マンモグラフィはがんの初期サインである石灰化は見つけやすいのですが、高濃度乳房のおいてはしこりと乳腺が同化してしまうデメリットがあります

一方で超音波検査では高濃度乳房であってもしこりははっきり見えるものの、小さいと良性・悪性の判断しにくいというデメリットがあります

両方の検査をしてそれぞれのデメリットをカバーしあうことが理想です

 

また進行の早いタイプのがんは早期発見が難しいです、1年の間で進行してしまうケースは全体の1割未満だそうです

全体で見れば8~9割の乳がんは治るそうです

定期的に検診を受けていれば乳がんを早期発見でき治る可能性は高いのですが、全体の1割未満である進行の早いタイプだと早期発見が難しく治すのも難しいんですね

 

 

乳がんのリスクが高まる要因

 

 

番組では乳がんになるリスクが高まる要因を下記の5つと紹介しました

 

  1. 血縁者に乳がん経験者がいる
  2. 初潮が早い、または閉経が遅い
  3. 過度な飲酒を好む
  4. 閉経をきっかけに太り始めた
  5. 年齢が40代以上

 

 

乳がんは月経の回数が多い=女性ホルモン・エストロゲンにさらされているのが長いほどリスクが高いとされている

初潮は11歳未満からが早く、閉経は53歳が平均という基準で5年以上遅くなると乳がんのリスクが1.4倍 高くなると言われています

他にも未産・高齢出産などもリスクが高くなるとされています

 

血縁者については2倍のリスク、毎日2合以上の飲酒はアルコールを分解する際に出るアセトアルデヒドの発がん性が関係あるとされています

また脂肪細胞が女性ホルモン・エストロゲンの供給源となるため肥満にも注意が必要です

 

 

家族が乳がんになったらどうするべきか?

 

 

 

番組では家族が乳がんになった時にどのような行動をすればいいかを実際のエピソードを交えて紹介しました

54歳の菊池涼子さん(仮名)は4年前に小豆の半分くらいのしこりが胸にあることに気づきます

マンモグラフィ、超音波検査での検査結果は良性でした

念のために半年後に検査したところ左乳房がステージⅠの浸潤がんと宣告されます。仕事や子供たち、病院、主治医など菊池さんは頭の中が真っ白になります

 

ご主人は本人よりも乳がんだという事態を受け入れられませんでした。言葉すら見つからない状態です

しかし菊池さんにとっては夫が話しを聞いてくれるだけでもありがたかったといいます

菊池さんは全摘出し同時再建で手術終了。手術から2年後インプラントを入れて乳頭・乳輪を再建しました

その後も抗がん剤を半年、ホルモン剤服用を5年、経過観察の通院と1年に1度の検査を10年と長い闘病生活を続けます

乳がんは切って終わりではなく術後も長い闘病生活となるんですね

 

 

乳がんは手術後抗がん剤・ホルモン剤・経過観察のための通院・検査を長期にわたって行います

菊池さんは抗がん剤治療では様々な副作用におそわれます

抗癌剤治療は2年前に終わったのですが、菊池さんは熱いものに触れると手先がチクチクと刺さるような痛みを感じるようになりました

人によっては抗がん剤治療後に数年続くこともあるとのことでした。菊池さんは今も副作用が続いているため夫が家事などをサポートしていました

菊池さんは家族で乳がんを乗り越える方法について「探り合うのではなく言葉でちゃんと伝えることが大切だと思います」と語っていました

 

 

 

黒田さん(50歳)の場合は、8年前に左の乳房にステージ3でリンパ節に転移がある浸潤がん発覚します

乳房温存術でガンを切除、さらに転移していたリンパ節を全摘出します

その後は抗がん剤、放射線、ホルモン剤の治療を開始、辛い副作用の中でも特に苦しんだのはうつの症状でした

 

当時7歳の娘にガンを明かしたとき「母のためなら苦ではない」といってくれ、家事を手伝ってくれたそうです

そして母親への子供からの愛情あるメッセージがありました」

母は机の上を片付けていたとき、一文字づつ書いてある付箋を見つけ、それを並び替えると「ママの病気が治りますように」と書いてあったり、ある時はミカンに「ママ大好き」などと書いてありました

他にも冷蔵庫のメッセージボード、トイレットペーパーや封筒の裏などに愛情ある言葉が書かれていました

その全てのメッセージがうつ病で「こんなに苦しんでまで生きる必要があるのか?」と悩んでいた黒田さんの生きる原動力になったと番組で語っていました

 

 

 

検診を受けるタイミングとセルフチェック方法

 

 

 

20代での乳がん発見はほとんどないので30代から乳がん検診を受ければよいと番組に出演した医師は説明しました

ただ血縁者に30代で乳がんになった人がいる場合は、その年齢より5歳若い年齢から受けると良いとのことでした

30歳で乳がんになった親戚がいたら25歳から受けるようにしましょう

 

市町村では40代から2年に1回受けられるところが多いです。しかしリスクに当て余る場合は1年に1回の検診をしたほうが良いとのことでした

 

そして検診はもちろんですが乳がんはセルフチェックが大切という事で「乳房セルフチェック法」を番組では紹介していました

 

 

  1. 鏡の前に立ち乳房に変形・左右の差・腫れ・えくぼのようなひきつれ・乳頭のただれ などがないかを観察
  2. 4本の指の腹で乳房全体を「の」の字を書くようにしこりがないかをチェック
  3. 月に1回の月経終了後 1週間以内に行うのがお勧め

 

 

しこりを探すコツとしては、あずきの上にこんにゃくを置いて上から押す感覚とのこと。機会を作って1度やってみるといいですね

違和感を感じたらすぐに乳腺クリニックを受診しましょう

最後に先生からアドバイスで「8割以上は治るので、イタズラに怖がり過ぎずに正しい知識を持って怖がりすぎないようにするのが大事」とのことでした