2016年6月20日に放送の「主治医が見つかる診療所」にて
健康に気を使っている芸能人が食道がんの危険がある「逆流性食道炎」になってしまった原因について普段の生活に密着して紹介していました
NHK出版 (2014-12-18)
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今回番組では人気企画の「芸能人の人間ドック スペシャル」を放送していました
その中で「食道がんの危険がある「逆流性食道炎」」と診断されたのは経済評論家の勝間和代(47歳)でした
【逆流性食道炎と診断された芸能人の普段の生活に密着!改善方法について主治医が解説】
・【周りが驚く程の健康管理をする毎日】
勝間和代はなぜ食道がんの危険性がある「逆流性食道炎」と人間ドックで判定されてしまったのか?勝間和代の普段の生活に番組は密着していました
「お酒も飲まずに煙草も吸わない。靴もヒールのあるものは歩き方も崩れてしまうから履かない」と健康第一で生活している勝間和代
基本的に自炊をしていて調理も水や味付けまで細かく数字で管理していました。もっとも気にしていたのは塩分です
勝間和代は椅子に座ってする仕事は腰・健康に悪くカロリーも使わないので仕事は立ったまま行うようにしているそうです。3時間も立ちっぱなしの事もあるそうですよ
勝間和代に見つかったのは「逆流性食道炎」でした。胃カメラ検査で発覚しました
50代以上で女性患者が急増する逆流性食道炎のとはどんなものなのでしょうか?
逆流性食道炎は胃酸など消化液の逆流により食道が炎症を起こす病気です
勝間和代は胃腸が弱くストレスが胃にきて胃痛を感じることがあるそうで、消化器についてあまり強くないと語っていました
実は逆流性食道炎の症状は胃の痛みとして感じる場合が多いとのことでした
患者数は年々増加傾向にあり、主な原因は高脂肪の食事・暴飲暴食・ストレスなど、そして肥満や猫背で胃が押される事も影響するそうです
逆流性食道炎の恐ろしいのは胸焼けや痛みだけでなく、ただれた状態の粘膜を放っておくと細胞が変化し始め、放置すると食道がんになる可能性があることです
逆流性食道炎の進行度はA~Dまであり、軽症のAからガンになる可能性が高いDまで4段階に分けられているのですが、勝間和代の進行度はBで進行が進みつつあるとのことでした
・【健康に気を使っている勝間和代が逆流性食道炎になってしまった原因】
勝間和代に見つかった逆流性食道炎。進行度はBですでに進行してしまってます
しかし酒・煙草をやらず、塩分もグラム単位で徹底し、食生活も運動もしっかりと頑張っているのになぜ食道がんの危険がある逆流性食道炎になってしまったのでしょうか?
番組の主治医の問診で勝間和代は食後2時間以内に横になって寝る事が多いと返答します。ここに逆流性食道炎になってしまう理由がありました
食べ物が消化され胃が空になるには食事が終わってから約3時間ほどかかると言われています
食べた後にすぐに横になってしまうと消化液が逆流して、逆流性食道炎になる可能性が出てきてしまいます
どうしても食後にすぐに横になりたい場合は上半身を20cm程度 高くするのが良いので、丸めた座布団やクッションを利用するようにしましょう
・【逆流性食道炎と診断された勝間和代の対処法】
食べた後にすぐ真っ平らに寝ないという点だけを気をつければ改善するので、そこだけを直すように主治医からアドバイスされていました
食べてから3時間以内に横にならないようにし、どうしても横になる場合は上半身を20cmは高くするように調整しましょう