テレビで紹介された健康・美容のまとめ

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【主治医が見つかる診療所】尿の色からわかる病気のサイン!5種類の尿それぞれの病気の可能性について

2016年3月14日に放送の「主治医が見つかる診療所」にて

尿の色からわかる病気のサイン!5種類の尿の色からわかる体の異常について紹介していました

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尿は体からの病気のサインです。「尿に泡立ちがある」「尿の色がいつもと違う」などの状態に気づくことで病気を早期発見・早期治療をすることができます

 

今回番組では尿の色で危険な病気の見極める事ができると様々な情報を紹介していました

尿の色だけですべてが分かるわけではありませんが「どういう色がどういう病気なのを知っておくと判断の参考になる」とのこと

尿の色と病気の関係について番組では詳しく解説していたので紹介します

【注意すべき尿の色!尿の色からわかる病気のサイン】

 

 

尿の色の変化には「赤い色」「黒い色」「濁った白」「濃い黄色」「無色透明」の5種類があります

 それぞれの色の尿が出る理由と可能性のある病気について紹介します

 

 

・【赤い色の尿】

 

赤い色の尿は肉眼的血尿(目でわかる血尿)で血液が尿で薄まった色です

原因として1番多いのは女性の膀胱炎です。男性では腎臓の石や尿路結石などで尿が赤くなることがあります

他にも腎臓がん、膀胱がん、前立腺がんで赤くなることもあるとのことでした

 

赤い尿が出て痛いときは石とか炎症の予後(回復の具合)はいいのですが、痛くないのに赤い尿だけが出るとがんの可能性が非常に高くて要注意だそうです

最初に赤い尿が出た時には気のせい、錯覚だと自分の尿の異常を認めたくなく逃げる人がいるそうですが赤い尿が出たら必ず病院へ行かないとダメだと医師は語っていました

 

 

・【黒い色の尿】

 

 

黒い尿は一見するとコーラのような感じです。慢性腎臓病の一種であるIgA腎症の大きな特徴です

実際に黒い尿が出てIgA腎症と診断された女性のエピソードも番組では紹介していました

kenkoutv.hatenablog.com

扁桃腺などの上気道に炎症が起きると白血球の一部が活性化、サイトカインと呼ばれる免疫細胞から出る本来は免疫を保つための重要な働きをする物質が血液中に放出されろ過装置の血管の壁を破ってしまうそうです

そのため血液が尿に出て肉眼的血尿(目でわかる血尿)となるそうです

 

 

・【濁った白色の尿】

 

 

白い尿の色は一般的には白血球でバイ菌と戦う血液中の成分が出ている時が多いそうです

考えられる病気としたら膀胱炎、前立腺炎などがあり男性の場合は逆行性射精という尿の中に精液が混ざり白く見えることもあるとのこと。逆行性射精の場合は前立腺肥大症という病気になっているそうですよ

白色の尿は見分けることが難しく気づきにくいのですがバイ菌の感染がある場合は普段とは違う嫌な臭いがする事があるので注意しましょう

 

 

・【濃い黄色の尿】

 

 

濃い黄色とのことですが黄色が濃くなっただけではなくオレンジが入ったような色だそうです。イメージは麦茶のような色です

これは肝臓病の兆候で肝臓病で1番悪いと顔や目が黄色くなる黄疸という症状が出るのですが、黄色い成分ビリルビンが体から溢れて尿に出ている状態が濃い黄色の尿なんです

もっと悪化すると本当に綺麗なオレンジ色になる人もいるとのことでした

他にも胆のうの可能性もあるのですぐに病院へ行くようにしましょう

 

 

・【無色透明の尿】

 

 

無色透明の尿はよく出る事があるので病気とは関係なさそうですが大量に出る場合は大変危険な状態です

真水と同じような水が尿として出る人がいるのですが10リットルも20リットルも出てしまうような場合は大変危険な状態とのこと

脳腫瘍、脳出血、脳梗塞でも無色透明の尿が出ることがあるのですが脳の病気で出る場合は死がかなり近いそうです

あくまでも大量に出る場合は重篤なのですぐに病院で診察してもらうようにしましょう

 

 

 

【まとめ】

 

 

これらの色の尿が出たとしても必ず病気というわけではないし、尿の色に変化の出ない病気もあるので何か体の変化を感じたらすぐに医師に相談することが大切ですね

より確実に自分で尿から出される体のサインを知るには「尿試験紙」がお勧めだそうです

 

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薬局でも手に入れることができる商品で使い方は非常に簡単です。尿をかけて10秒~30秒ほど待ったら試験紙に出た色の違いをラベルと見比べて判定するというもの

 尿のチェックを習慣にしてみるのも良いかもしれませんね