2016年3月7日に放送の「主治医が見つかる診療所」にて
名医が実践している健康方法「食事」「運動」「幸せホルモン」全身の健康に繋がる幸せホルモン「オキシトシン」について紹介していました
諏訪中央病院の名誉院長の鎌田實医師(67歳)は番組の主治医でもあり、独自の健康方法を広めて脳卒中の死亡率ワースト1位だった長野県を日本一の長寿県へと導いたとされています
現在では講演会やボランティア活動に専念されていて忙しい診療の合間をぬって日本中で活躍しているとのことでした
そんな名医が健康のために常に行っている健康方法を番組で紹介していました
健康のための秘訣は3つ「食事」「運動」「幸せホルモン」
特に幸せホルモンと言われるオキシトシンについては目からウロコの情報でした
【名医が実践している3つのポイント「食事」「運動」「幸せホルモン」】
「健康はいい人生を過ごすための道具。その道具は磨かないと絶対に錆び付いてくる」という持論を持つ鎌田医師は健康に過ごすために普段から気をつけている3つのポイントがあると番組で語っていました
それは「食事」「運動」「幸せホルモン」というポイントでした
・【足腰が弱くならないようになるべく運動をする】
足腰が弱るのは絶対に良くないので足腰をよく動かすように心がけている鎌田医師
スキーをするようにしたり日本中や世界中を動き回って足腰を使うように心がけているようです
時には日本を飛び出して海外に行く鎌田先生、その一例は度々訪れているというイラクの難民キャンプでの支援活動です
自分の脚を使って困っている人を直接助けに行くライフワークが足腰の運動にもなっているんだそうです
・【「だらしのないベジタリアン」食べたいものを食べる食事】
鎌田医師がやってきたのはホテルの朝食バイキング
朝からかなりの量の食事を少しずつ取り分けて食べていました。鎌田医師が特に気をつけているのが野菜を食べることです
しかし野菜を我慢して食べるようにしているのではなく好きな肉、魚なども食べたい分だけ食べたい量を食べているそうです
野菜⇒肉・魚⇒野菜⇒・・・と繰り返すのがポイントとのこと、鎌田医師はそんな自分の食生活を「だらしのないベジタリアン」と語っていました
野菜中心の食事ではあるものの食べたいものは我慢しない。そんな食事方法をする鎌田先生ですが食事の時は何かを食べるごとに「美味しい」「抜群に美味い」「美味しいです」と味に感動しながら食事をしていました
食べるごとに言葉を発するのには意味があって幸せホルモンである「オキシトシン」を出すようにしているとのこと
・【心のリセット 幸せホルモン「オキシトシン」】
オキシトシンとは美味しいものを食べたり、美しい景色を見て感動するなど人生を楽しんでいる時に出ると言われる脳内ホルモンです
このオキシトシンには免疫力を上げて感染症を防いだり動脈硬化などで傷ついた血管を修復する他にも、ストレスを緩和する作用もあるんだそうです
このオキシトシンはある行動でも出すことができます
鎌田医師のライフワークの1つである養護施設の方々との交流を番組が密着取材したところ、その行動を見ることができました
その行動とは「ふれあい」です
実はオキシトシンは愛情を持って人と触れ合うときにも分泌されると考えられています
人のことを考えて行動することが結果的には自分自身をも健康にしていたのですね
オキシトシンというのは元々は出産した後に乳汁分泌を促すホルモンで最近では「思いやりホルモン」「抱擁ホルモン」などとも言われているそうです
異性とかはまったく関係がなく目と目を見つめ合う、触れ合う、ハグするなどの行動で出てくるとのこと
最近ではオキシトシンは愛着というだけでなく自律神経系にも関係しているとわかってきたそうです。自律神経がものすごく安定すると内蔵の動きが良くなったり、傷の治りが早くなったり記憶力が良くなるなど体のありとあらゆる所でオキシトシンが作用していると考えられているとのことでした
オキシトシンの分泌させることは全身の健康のためにも非常に重要だそうです
「自分以外の人のことを考えて何かしようとした時にオキシトシンが出てくる。結局 回り回って自分が強くなっていく」と鎌田医師は語っていました
【まとめ】
現役の名医の健康の秘訣は「食事」「運動」「幸せホルモン」で疲れ知らずの毎日を過ごしていました
健康を保つには我慢する事と考える人には目からウロコの情報だったかと思います
特に幸せホルモンの情報は感動的でしたね。人のためにすることは自分の幸せにもなり健康に繋がる、素晴らしい考え方でした
「だらしのないベジタリアン」など良い部分は少しずつ真似ていきたいですね