2016年2月21日に放送の「駆け込みドクター!運命を変える健康診断」にて
突然訪れるぎっくり腰の原因と予防方法、ぎっくり腰を防ぐ「もも裏と股関節ストレッチ」について紹介していました
突然くるぎっくり腰、多くの日本人の悩みである腰痛、ぎっくり腰について番組では取り上げていました
ぎっくり腰になってしまう理由、日常生活でぎっくり腰にならないように注意すべきポイント
そして腰痛とぎっくり腰を防ぐ「もも裏と股関節ストレッチ」の方法について番組では詳しく解説していました
【魔女の一突きとまで言われるぎっくり腰】
ぎっくり腰というのは急に来る腰痛「急性腰痛症」といいます。突然起こる腰痛の総称なんですね
腰の関節・筋肉・骨・そして骨と骨の間にある椎間板のどこを痛めてもぎっくり腰と呼ばれます
海外では「魔女の一突」と呼ばれていて魔女がやってきて突いていったというくらい突然やってきて凄い痛みがでると言われています
主な原因は運動不足や肥満、喫煙などです。ぎっくり腰とは関係なさそうな喫煙は椎間板が傷んでしまうそうです
日常生活でじわりじわりと土壌が積み重なって最後の一撃は何かの動きが原因になるとのことでした
突然訪れる激痛のぎっくり腰、その落とし穴は日常生活の行動にあります
【ぎっくり腰にならないように日常生活で気をつけるべきポイント】
①急激なダイエット
生理不順になるくらいダイエットしたりすると若くても骨粗しょう症になる事があります
食事制限だけをするダイエットなどを行うと腰を支える筋肉の減少や女性ホルモンの乱れによる骨粗しょう症を引き起こしぎっくり腰の原因となってしまいます
食事だけで痩せようとはせずに食事と運動をセットで取り組んで筋肉の減少、ホルモンバランスの乱れを防ぎましょう
②寝起き
寝てる間に体が硬くなってしまうそうですが、寝起きで若い時みたいにガバッと起きたりするとぎっくり腰になりやすいそうです
睡眠中は長時間 同じ体勢でいるために起床時は筋肉が固まっている状態。急に体を起こして動かすと体に負荷がかかってしまいグキッとなってしまうことも・・・
すぐに体を起こさずに起床時は寝返りをうって筋肉をほぐし腰への負担を減らすようにしましょう。目覚まし時計を止めて何度か寝返りをうつ・・・二度寝に注意ですね(笑)
③くしゃみ
くしゃみをした勢いで前かがみになった時にぎっくり腰になる人もいるそうです
背中が丸くなり腹に力が入る⇒椎間板に無理がかかってぎっくり腰に・・・大きなくしゃみには注意ですね
ということでくしゃみをする時にぎっくり腰にならないようにするポイントを医師は次のようにアドバイスしていました
くしゃみをするときに壁、テーブルなどに両手をつき腰を曲げないようにすること
ティッシュを使いたいですが腰に響かせたくないときは両手は腰のために使いましょう
【ぎっくり腰を予防する「もも裏と股関節ストレッチ」】
腰の保護に大切なのはもも裏の筋肉と股関節をやわらかく動かすことがポイントとなります
腰のためのストレッチなのにもも裏と股関節をほぐす理由は、もも裏の筋肉や股関節が硬いと自然と腰が曲がって負担がかかってしまうためだそうです
腰痛・ぎっくり腰の予防体操は以下のとおりです
① 背筋を伸ばした状態でももの付け根からお辞儀をするように腰を曲げる
② ①の状態でももの上に手を置いて膝を曲げ伸ばしする(お尻は膝より下がりません、中腰のような状態になりますが背筋は伸ばしっぱなしにするようにしましょう)
曲げ伸ばしする時にももの裏の筋肉が伸びていることを意識するのがポイントです
目安は1日に10回。もも裏の筋肉と股関節をやわらかくして腰への負担を減らしましょう
筋肉がほぐれたらふくらはぎを掴んで曲げ伸ばしするとより効果的です、上級編ですので気をつけて行いましょう
【まとめ】
ぎっくり腰や腰痛を予防するためにはもも裏の筋肉と股関節をやわらかく動かすことが重要、そしてそのためのストレッチ方法の情報でした
腰は一度やると癖になるといいますので今回番組で紹介されたもも裏と股関節のストレッチを行い、肥満や運動不足などに注意をするようにしたいですね