2016年2月21日に放送の「駆け込みドクター!運命を変える健康診断」にて
めまいの原因の9割は耳!?めまいの予防・改善方法、そしてめまいを起こす可能性がある「めまい予備軍」かどうかを確認できるチェック方法について解説していました
日本ではめまいやフラつきに悩む患者が600万人もいるそうです。高齢になればめまいに悩まさせる人が増えていってしまいます
そこで番組ではめまいがどうして起きるのか?めまいの予防と改善方法について紹介していました。めまいを持病と諦めずに驚きの結果がでる改善方法をがあるんです!
自分がめまい予備軍かどうかがわかる簡単なチェック方法もあるのでぜひ確認してみてください
【めまいの原因の9割は耳にある!めまいが起こる原因と種類】
番組に出演したのは今まで20万人以上のめまいに悩む患者を救ってきた医師
その医師は「めまいの原因の9割は耳にある」と断言していました
耳にある三半規管や耳石器は体のバランスを保つ平衡感覚を司っています。左右のどちらかに機能障害が起こると平衡感覚が不安定になりめまいを起こすと言われています
お笑い芸人の青木さやかは耳掃除の時にペットの猫がぶつかり耳かきが奥まで入ってしまい出血・・・それ以来めまいに悩んでいると語っていました
耳とめまいの関係はやはり深く関係あるんですね
めまいの症状としては
回転性めまい・・・視界がグルグルと回っているように感じる
浮動性めまい・・・ふわふわと宙に浮いているように感じる
動揺性めまい・・・体がゆらゆら揺れているように感じる
があります
日本でめまいやフラつきに悩む患者の数は約600万人もいて、70歳以上になると2人に1人がめまいやフラつきの症状を持つとのことでした
めまいに悩んでいる人はこんなにいるんですね!
めまいの治療の基本は薬物治療ですが、薬物だけでは治らないめまいもたくさんあるのでめまいのリハビリ治療が必要とのことでした
【驚きの効果!めまいの予防と改善方法】
めまいのリハビリ治療は目や頭を動かして小脳を鍛えて治していく治療のこと
小脳は平衡感覚を取りまとめる司令塔。お酒を飲みすぎた時に千鳥足になってフラフラするのは小脳がマヒしてしまっているからだそうです
目や頭を動かすことで小脳の働きが活性化します。すると小脳が不安的になった平衡感覚を修正してめまいが軽減するとのこと
番組では小脳を鍛える2つの方法を紹介していました
①右手を前に伸ばし親指を立てて目は爪を見たまま頭を左右に30度ほど10往復する
②右手を前に伸ばし親指を「横に」立てて目は爪を見たまま頭を「上下」に30度ほど10往復する
①は車窓の景色を見るときなど目線を変えると起こるめまいに効果的だそうです
②は急に上を向いた時などの頭を動かすと起こるめまいに効果的とのことでした
めまいのリハビリには10往復(20回)を1日に3回行うようにしましょう
この他にもめまいを改善する運動は20種類以上あるそうです
どれくらい効果があるのかというと5年前に脳梗塞で倒れてめまいの後遺症が残り家の中でも車椅子生活だった女性が4日間の入院リハビリで1人で歩けるまで回復したほどでした
【めまいを起こす可能性がある「めまい予備軍」チェック方法】
自分はめまいを起こしやすいのか?それを確認するチェック方法を番組では紹介していました
①立ちながら目をつぶり両手を前に伸ばす
②声に出しながら数を数えて その場で50歩 足踏みをする
以上がめまいの簡単なチェック方法です。ふらついて倒れたりしないようにサポートをする人と一緒に行いましょう
めまいの症状があれば回転したり移動したりしてしまうそうです
45度以上回ってしまったり、1メートル以上移動してしまう人はめまい予備軍なので要注意とのことで専門医に相談するのがおすすめでそうです
【まとめ】
めまいについての原因とその予防・改善方法の情報でした
番組に出演していた脳梗塞の後遺症でずっとめまいに悩まされて車椅子生活をしていた女性がたったの4日間のめまいのリハビリで改善して歩けていたのは驚きました
効果がハッキリと現れるめまいの予防&改善方法をぜひお試し下さい