2月17日に放送の「ためしてガッテン」にて
鼻づまりが起こる原因、鼻水が出る理由について詳しく解説していました
冬の季節になると花粉症や風邪などで鼻づまりがおきて困る人が急増します。息苦しくご飯の味も楽しめなくなるので辛いですよね~
誰もが嫌がる鼻づまりですが鼻に何が詰まっているのかをご存知ですか?
鼻づまりの原因、鼻水が出る理由をを知れば鼻づまりの大切さが理解できると思います
番組では「あってよかった鼻づまり」「なかったら困る鼻づまり」というテーマで鼻づまりについて詳しく解説していました
鼻づまりになる理由、鼻水が出る理由について紹介します
【鼻水はどうして出るのか?「鼻甲介」の便利な働き】
多くの人は鼻づまりは鼻水やゴミがつまっていると勘違いしていますが実は鼻づまりの原因は「鼻甲介(びこうかい)」という花の中にあるヒダでした
鼻甲介が腫れると鼻づまりが起きて腫れている限りずっと鼻づまりは続きます
鼻をどんなにかんでも鼻づまりが起きるのは鼻水が原因ではなく鼻甲介が腫れているからなんです
鼻甲介は鼻の入口から約2cmのところにあります。ちょっと無理をすれば指で触ることもできるそうです
鼻甲介は鼻の左右でそれぞれ3本あり後頭部の方へ伸びていて空気の通り道を形づくっています
そして肺が呼吸しやすいように冷たい空気が入ってきた時には温度37℃、湿度100%に空気を整えます
これはサウナなどの暖かい空気が入ってきた時も一緒で肺に優しい温度、湿度に変化させてくれているのです
どのように空気を変化させるのかというと空気と接する面積を増やし空気をあたため鼻水を出すことで空気に湿度を与えます
そのスピードはたったの1秒!さらに外から入ってくるゴミ約8割を粘膜で捕まえて肺への侵入を防いでくれるのです
イメージとしてはトイレのウォシュレットですね、ウォシュレットは常に温かいお湯をタンクに貯めているのではなく瞬時に水を温めているのですがそれと同じことを鼻のなかで鼻甲介が行っているんです
鼻甲介は鼻水を1日に1~1.5リットル作り出して湿度を加えているとのこと
ゴミをカットして肺が呼吸しやすいように働き、鼻を守るための鼻水まで作ってしまうとは・・・鼻甲介は大活躍ですね
【鼻づまりはなぜ起きてしまう?鼻通りが良い日でも毎日鼻はつまっている】
「もともと人間の鼻はつまるのも仕事!あなたの鼻も毎日つまっている」という医師の発言に驚くスタジオ
毎日しっかりと鼻は詰まっているということですが一体鼻には何が詰まっているのでしょうか?
その答えにも鼻甲介が深く関係しています
鼻甲介は腫れることで空気の通りを減らして休憩していると考えられています。そしてずっと働き続ける鼻甲介は左右の鼻で交互に腫れて休憩をしているのです
鼻づまりを感じていない時、風邪などで鼻水が出ない時でも約2~3時間ほどで右と左で交互に鼻甲介は腫れることによって休憩しているため、右と左で鼻息の量が変わり鼻の通り具合が交互に変わっているんです
番組に出演しているタレントの山瀬まみは「これ実感ある!鼻がつまっている時なんかでずっと右の鼻がつまってて苦しかったのに急にふっと解放されて逆になる時・・・これなんだ!」と語っていました
今回の番組のテーマ「あってよかった鼻づまり」ですが鼻甲介の働きがなくなってしまうとゴミを8割カットはできません
そして温度や湿度を調整できずに鼻は大騒ぎになってしまう、という意味があったんですね
とても良い空気清浄機を2台あって交互に活躍していると番組では比喩していました
鼻がつまるのは鼻の状態をよくするための空気清浄機のような活躍をする鼻甲介の休憩時間で必要なことでした
【まとめ】
鼻水は鼻を守るために鼻甲介が適度な温度にしたりゴミの進入を防ぐために出している、鼻づまりは鼻甲介がずっと働き続けるための休憩のために腫れているために起こるという情報でした
鼻水が出る仕組みや鼻づまりが起こる理由ってしっかりとは知られていないですよね
鼻甲介は私たちの体を守るために空気清浄機の活躍をしてくれていて毎日頑張っているのでたまの休憩で鼻がつまるのは少し我慢しようと思いました(笑)