テレビで紹介された健康・美容のまとめ

テレビで紹介された健康、美容に関する知識や情報をまとめます

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【みんなの家庭の医学】心筋梗塞になるかどうかは悪玉と善玉コレステロールの比率にあった!健康診断に表示されている数値を計算すれば心筋梗塞の予測ができる

2月9日に放送の「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」にて

 健康診断の結果に表記されている「悪玉コレステロール」「善玉コレステロール」に比率を見れば心筋梗塞の危険性がわかるという情報を紹介していました

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寒い季節に特に気をつけなければならない恐ろしい病「心筋梗塞」

私たちの心臓は誰でも長い時間をかけて冠動脈にコレステロールなどがたまり、やがて「プラーク」と呼ばれるコブ状のものができます

何かのきっかけで破裂し血管を詰まらせて心臓の筋肉「心筋」が壊死して最悪の場合死に至る危険性があります

 

年間に約4万人が死亡する心筋梗塞は12~2月が特に死者数が増える時期です

寒くなる時期には血管は熱を逃がさないように収縮する事が多く、血流がアップし血圧が急激に上昇しやすい状況になってしまうんですね

勢いよくなった血流がプラークに刺激を与えて傷つきやすくなり破裂しやすくなってしまうんです

 

とはいえ歳を重ねれば誰にでもプラークは存在するもの。どうすればプラークの破裂を防いで心筋梗塞の予防になるのか?

番組では近年の研究で見つかった心筋梗塞の発症を予測できるかもしれない新事実について詳しく解説していました

健康診断の結果が書かれた紙があれば心筋梗塞の危険があるかを簡単に計算できる方法は必見です

 【プラークには光るのは心筋梗塞の前兆サイン!?】

 

 

心筋梗塞、狭心症を起こす人にはプラークに特徴があると番組に出演した医師は解説していました

MRIで心臓を撮影すると近い将来に破裂するプラークと破裂しないプラークがあり破裂する可能性があるプラークは白く光るとのこと

白く光るプラークの正体は血管の壁に入り込んだコレステロール。ジュクジュクと柔らかく破裂しやすい状態になっています

調査によると光るプラークが見つかった人の3割が5年以内に狭心症・心筋梗塞を発症したという結果があるそうです

 

 

誰でも多かれ少なかれコレステロールは血管にたまっているのですが、心筋梗塞を起こしやすいプラークが光っている人は何が違うのか?

番組ではコレステロール値が高い3人の男女の心臓をMRIで撮影、その結果 光るプラークがあった方は女性1人でした

総コレステロール値はみんな高いのにプラークに差がでました。実は光るプラークができるのには総コレステロール値ではなく「善玉コレステロール」と「悪玉コレステロール」の比率に関係があります

 

 

【健康診断の結果で善玉と悪玉コレステロールの比率を計算】

 

 

健康診断でもらう検査結果を見れば「悪玉コレステロール」「善玉コレステロール」がわかるのですが、その比率で心筋梗塞になる光るプラークができやすいかどうかがわかるそうです

血液検査をした結果で脂質検査のところの「総コレステロール」の下に書いてある「HDLコレステロール」「LDLコレステロール」の部分が重要になります

「HDLコレステロール」は善玉コレステロールの量「LDLコレステロール」は悪玉コレステロールの量を表します

 

悪玉コレステロールは細胞膜の成分やホルモンの原料、肝臓で作られて血液によって全身に運ばれます

悪玉と書いてあるので悪いイメージがありますが壊れてしまった細胞を修復するなど体には必要不可欠なものなのですが、必要以上に悪玉が増えてしまうと血液に取り残され血管の傷などから内側に入り込んでプラークを形成してしまうのです

そんな時に活躍するのが善玉コレステロールです。増えすぎた悪玉を回収して肝臓に戻す働きがあるのです

つまり悪玉コレステロールが増えても善玉コレステロールが増えればプラークはできないということになります

総コレステロールの数値ではなく悪玉と善玉のバランスが重要ということになります。コレステロール値が低くても悪玉コレステロールが多いとプラークは形成されてしまうわけですからね

 

・【悪玉と善玉の比率で光るプラークがあるかどうかがわかる】

 

 

番組では悪玉と善玉の比率で光るプラークが出来てしまいやすいかどうかがわかると説明していました

悪玉÷善玉の数値が2.5以上の人は心筋梗塞を起こす可能性が高い光るプラークが出来ている可能性が高いそうです

先ほどの番組の検査で光るプラークが発見された女性は悪玉÷善玉が181÷56=約3.2という結果で、光るプラークが見つからなかった2人の数値は約2.1と約2.3という結果でした

総コレステロール値は全員が高かったのですが悪玉と善玉コレステロールの比率に差があったんですね

しかし悪玉と善玉の比率が2.5以上というのが心筋梗塞のリスクではなく「血圧が高い」「血糖値が高い」「喫煙習慣がある」などのプラスアルファがあるとリスクはさらに上がるとのことでした

 

悪玉と善玉の比率を把握していることで心筋梗塞発症の可能性の目安がわかるので、お手元に健康診断の結果がある方はぜひ比率を計算してみてください

 

 

【光るプラークをなくすにはどうすればよいのか?】

 

 

悪玉と善玉のコレステロールの比率が悪い結果で心筋梗塞になりやすい光るプラークが出来ている可能性が高い人へ番組では以下の朗報を解説していました

光るプラークが出来た状態の時に善玉コレステロールが増えるとプラークの中の悪玉とくっついて回収してくれるんです

光るプラークがあっても善玉コレステロールを増やせば心筋梗塞のリスクを下げることができるんですね

 

善玉コレステロールを増やすポイントは2つ

悪玉を減らす効果のある「水溶性食物繊維を多く摂る」

善玉を増やす効果のある「ウォーキング」

この2つを行うと光るプラークをなくす事ができるそうです

 

番組では実際に光るプラークが見つかった女性に10日間「水溶性食物繊維を多く摂る」「ウォーキング」を行ってもらっていました

一体どのような結果になるのか・・・続きはこちらの記事からご覧下さい

 

kenkoutv.hatenablog.com