2016年2月7日に放送の「駆け込みドクター!運命を変える健康診断」にて
薬は水以外で飲んでも良い場合も!正しい薬の飲むタイミングと市販薬の効能は効果が高い順に書かれているという情報について紹介していました
「水以外で薬を飲んではいけない」よく聞きますが番組によるとこの情報は間違いとのこと
番組の調査では72%の人がそう信じていました、水以外で薬を飲むといけないなんて昔から言われていることですから多くの人が勘違いしてしまっても無理はありません
番組では水以外でも薬を飲んでも良いということで正しい薬と飲み物の知識を解説していました
薬を飲むベストなタイミング、市販薬の正しい選び方など意外に知られていない薬の知識も解説していたので必見です!
【水以外の飲み物で薬を飲んでもOK!でも水なしで飲むのは危険!】
コップ1杯の水で薬を飲むのが理想なのですが、例えば水をお茶に変えたとしても特に問題はないそうです
ただし中には薬と一緒に飲んではいけない飲み物もあるので正しい知識が必要だと医師は語っていました
「水やお湯と一緒に服用してください」と書かれている薬をそのまま飲んでしまう人もいますが水なしでそれらの薬を飲むのは危険とのこと
水と一緒に服用しないと食道にくっついてしまいその場で溶け出す危険性があり、溶けた薬で食道が炎症を起こすこともあるそうです
粉薬を水なしで飲む人はいないと思いますがこちらも大変危険です。気管から肺に入り肺炎を起こしてしまったというケースもあるとのことでした
多くの人が利用する薬ですが意外と知らない薬のこと、続いて薬の飲むタイミンの重要性や市販薬の正しい選び方について紹介します
【意外と知られていない薬の事実、飲むタイミングや選び方など】
薬は病気やケガなどのつらい症状を和らげてくれますが正しい使い方をしなければ効果も薄れてしまいます
番組では意外と知らない薬の知識について以下のように説明していました
① 薬の飲み合わせ
薬は飲み合わせによっては薬の効果を得られなくなってしまうものもあります
胃薬などに含まれている重曹とフルーツジュースを飲み合わせると重曹がジュースの酸に反応して二酸化炭素が発生、膨張してしまい薬の効果を妨げてしまうそうです
② 薬を飲むタイミング
「食前・食後・食直後・食間」と飲むタイミングを指示されている薬があります
薬は効果が出るタイミングを考えて作られているのでしっかりと良いタイミングで飲む事が重要となります
・「食前」とは食事のおよそ30分前に飲むのが目安
食前に飲む薬は胃の中を素早く通過して小腸で吸収、血液を通して患部に届き効果が素早く現れます
食べる直前に飲んでしまうと食べ物と混ざり合い胃酸の影響を受けてしまい効果が遅れてしまうことも
・「食間」は食事と食事の間、前後2時間くらいは空けた方が良い
食事中に薬を飲むものと勘違いしている人もいるのでは?食間はお腹に何も入っていない時に飲む薬なのでこの空白が必要なんですね
1番かんちがいしやすいタイミングが食間ですよね、前後2時間くらいを上手く調整して飲むようにしましょう
・「食後」は食事のおよそ30分後に飲むのが目安
食後は胃の消化活動が盛んなため血流が増して薬の吸収も良く、胃に食べ物が残っているため胃への負担も少ないそうです
・「食直後」は言葉のとおり食事が終わったらすぐに飲むのが良い
食事のすぐ後なので忘れてタイミングを逃さないようにしましょう
③ 市販薬の正しい選び方
市販の薬にはたくさんの効能が書かれていますが実は効果が高い順に書かれているんです
かぜの諸症状(のどの痛み、発熱、鼻づまり、たん・・・)と書かれている場合は「のどの痛み」に最も有効という事になります。これはほとんどの人が知らない事実だと思います
市販の薬を選ぶ時は効能の部分の1番最初に書かれている部分に注目ですね
【まとめ】
薬は水以外の飲み物と一緒に服用しても良いが基本は水で飲んでおけば問題はなし。正しい薬の知識についての情報でした
水以外で飲んで効果が高まるのならあえて違う飲み物と一緒に服用しますが効果が一緒なら水で飲んでおけば間違いなしですね
個人的には市販薬の選び方は非常に参考になりました、自分が1番効果を出したい事が効能の最初に書かれているかを今後はチェックしようと思います
薬についてわからないことはまだまだたくさんあるかと思います、医師や薬剤師に必ず相談しましょう